草刈りを懸命に行なっていて判明したことです。
これは大量に脳内麻薬が出ているなと。
嫌な事を長期間連続すると、うつ病やノイローゼになります。
短期間だけ我慢して行うと、不思議な事が起こります。
何となく続けたいと、逆転現象が起きるのです。
これは脳内麻薬や、副腎からのホルモンや酵素の類だと。
嫌よ嫌よも良いのうち。
この言葉は、身体の不可思議さを現した言葉でもあるでしょう。
本当に嫌なのに、嫌を通り越すと苦にならない。
懸命に取り組むと、このまま頑張りたいと思えるのです。
これが脳内の麻薬だとしたら、合法的な薬物依存です。
法律ウンヌンより、生体的な化学現象ですね。
誰にも備わった、危機管理能力、危険回避行動です。
嫌だけれど逃げないと殺されてしまう。
これが野生の掟に関した、対処法です。
捉まって食料にされない為の機能でしょう。
それが原生動物哺乳類から人へつながる機能の継承です。
こんな脳内物質を出す場面には、限定的な設定があります。
必ず成果が直後、最中に確認できる事ですね。
草刈りなら、刈取った成果が足元にあります。
必ず確認できる成果です。
即時に理解できるし、実感しつつ行動できます。
嫌だけれど、成果が実証できます。
これが仕事の成果主義や、勉強の成果だと遠い時間の先です。
数カ月とか数年先とかに結果が出ます。
だから成果を確認しても満足できません。
もしくは満足し難いでしょう。
耐えて耐えてが得意な人や、成果を客観的に推測できる人。
特殊耐性技能を持ち合わせないと、満足できない。
脳内麻薬は長期間は出ません。
出続けても慣れてしまって麻薬にならないでしょう。
成果主義なら、その場で元気や褒美を出す。
勉強ならその場でテストして成果を明らかにする。
自分も他人も褒める材料と、実績が明らかになるのか?
このように目に見える実績が、人を良い気分に導いてくれる。
それで辛い作業や仕事が、チョットだけ楽しくなるのです。
成果や褒美は短時間で用意して見せる。
これが脳内麻薬の出す条件のようです。
これをカタカナ語でモチベーションと呼ぶのでしょう。
辛い仕事をしながら、理解できたことです。
常に自分に感心を向けると、何か拾えるようですね。