TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

大島 三原山登山 その1

2023年07月24日 | Weblog
E君との約束である「島登山」に出かけました。

茨城県北ロングトレイルか、北アルプスか、大島か、という具合に3本立ての計画を練っておきました。
中でも「大島」は航海を伴うので、その条件が整わないとまずいのです。
天気もさながら、特に風が落ち着いていること。これが大事です。
三原山は皆さんもご存知の通り「活火山」です。
1986年の大噴火は僕らの記憶に残る出来事でしたね。
島民全員避難でしたから。

大島は海底から2,000mにも及ぶ標高があり、つまりは山頂部分だけが水面上に出ているだけの島なのです。

噴火のサイクルは、およそ30~39年となっていますが、小規模な噴火はその半分程度で起きています。

仕事が終わり、駅へのんびりと歩いて向かいます。
すると目の前から知った顔が。
同級生でした。彼はTBSの偉い人で、三原山に行くと言ったら『俺は仕事で行ったよ、あそこは15年周期で噴火してるんだ。その15年がとっくに過ぎているからさ、気をつけて』と縁起でもないことを言われました。

時間があるので電車の時間も気にせず、来た電車に乗りました。
上野東京ラインの品川行きが来ました。
東京を過ぎて新橋で乗り換え、次の停車駅「浜松町」で降ります。

北口で改札を抜けて左手へ進みます。


途中にそば屋2軒と牛丼家がありまして、その先にコンビニもあります。

前回は「神津島の天上山」に登るために来ました。
その時は牛丼を食べたので、今回も無事のジンクスを信じて牛丼屋に入りました。

店員さんは牛丼屋もコンビニも、働いているのは外人さん(アジア系かな?)ばかりでした。

コンビニで明日の朝食と昼に食べるパンやフルーツを買いました。
背中には凍らせたペットボトルを6本、保冷バッグに入れてあり、そこに食材を抱き合わせておきます。だいたい1日は行けると思います。


乗船手続きをします。
インターネット割引というものが存在するので、そこから頼むと随分と安くなります。

E君は浜松町駅を南口に出たらしく、ぐるっと回ってからの登場でした。

さて、乗船の時間です。


竹芝桟橋23時発の「さるびあ丸」に乗船しました。

客室はいろいろありますが、僕らは一番楽でリーズナブルな「特二等船席」で行くことにしました。


甲板に出ると、多くの人々が夜景を楽しんでいました。
レインボーブリッジをくぐる時が一番素敵なのかな?


船室に戻る時に、階段手前で鏡に写った自分たち。カメラを向けるとEくんはすかさずポーズを決めてきました。
さすが相棒。


寝室は2段ベッドでシーツ、毛布、枕付きです。
個室になるのでとても快適です。

ただし、子連れの方でどうしても消灯を過ぎても騒いでしまう方の隣になってしまうという当たりくじを引いてしまう方もいます。

今回はすでに子供たちは夏休みに入っており、平日と言えども家族連れが多く、まさにお隣の方が当たりくじを引いてしまいました。
ご夫婦のようでしたが、奥さんの方は『寝れるかなぁ』と旦那さんにつぶやいていました。

その金切り声はもちろん僕らの方にも聞こえていましたが、お隣さんは壁をドンドンとやられてキツそうでした。
親はまったくもって普通に接していました。
船内アナウンスでは『消灯時間を過ぎての会話、ゲーム、動画視聴などは他のお客様の⋯』と何度も放送されていましたけどね。

しかし、その騒ぎも長くは続かず、やがて乗客は皆さん眠りに落ちていったようです。
Eくんは僕の下で軽いいびきをかいていました


大島は一番最初に寄港する島です。
到着はなんと午前4時半。
(現在、船の機械トラブルによりダイヤに変更があると告げていましたので、普段は5時到着だったと思います)

船の到着に合わせてバスが来ます。
さるびあ丸が大島に到着する港は2ヶ所で、風向きやうねりの方向などで変わります。
だいたいは「岡田港」に到着となります。
直前に分かるので「東海汽船」に問い合わせると良いでしょう。
またホームページでも公開されています。

僕は「大島バス」に問い合わせました。
すぐに折り返しの電話があり、事細かに教えて下さいました。
とても爽やかに受け答えしてくれたので、この旅に対する期待感もグッと深くなりました。


『桟橋をまっすぐ行かれるとバスが待機しています。その2番のりば、三原山温泉行きに乗って下さい』と言われていたので、迷うことなく乗車出来ました。
ただし「三原山登山口」へは行きません。

運転さんが僕らのいでたちを見て『三原山温泉口かな?』と声をかけてくれました。
乗客は僕ら2人だけです。

途中の停留所のアナウンスもなく、一直線に三原山温泉に向かっているように感じたので『運転手さん、大島公園で降ろして下さい』と声をかけておきました。

間もなく大島公園に到着しました。
するとバスはその先には行かず、そこでしばらく停車したのち戻っていきました。

運転手さんは、僕らに声をかけてくれて『テキサスコースかい? 地図ある?』と聞いてくれ『あー行ってこー行って最後に右ね』と教えてくれました。
運転手さん、ありがとうございます。
『行ってきまーす』と運転手さんに頭を下げてスタートしました。

はたしてこのテキサスコースとは⋯。


その2へ続きます。


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