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茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

大島 三原山登山 その2

2023年07月25日 | Weblog
三原山に登りに来た僕ら。
テキサスコースにしたのは理由があります。
三原山ってほぼほぼ初心者でも登れる山で、最短で2時間かからないレベルです。
せっかく行くので、島になるべく足跡を残そうと思いました。

さるびあ丸が大島岡田港に入港するのが午前4時30分、バス乗り場で移動して海岸にほど近い「大島公園」をスタート地点にすることで、一番長いテキサスコースを進むことが出来ます。
そして下山も慌てること無く、徒歩で元町港まで下山し温泉で臭みを取ってからの、最終のジェット船で東京港へ戻る計画にしました。


テキサスコースは裏砂漠を経て進む登山道で、荒れているとの情報がありました。


実際はそんなことはなく、樹林帯を進むだけでした。


だんだんと開けてくると、目前に三原山本体が見えてきました。


ところどころあるベンチに腰掛けてみました。
気温は高く、海からの風も穏やかに追い風となっています。
ということは、歩いている間は無風状態になるということになりますね。暑いです。

足元は火山特有の砂礫ですが、よく締まっていて歩きやすいです。
薮のような所もなく、快適に歩けました。


ユリが咲いています。
けっこう沢山咲いていました。
ユリってこんな砂礫地帯でも生育出来るんですね。


「黒砂漠」
日本でただ一ヶ所砂漠と名付けられたのがここです。



三原山頂口からの登山道。
舗装されています。


お鉢めぐりルートは三原山の噴火口目指して進み始めました。
まず出てきたのが「ゴジラ岩」。よくもまあ似たように固まったものだ。


さらに行くと展望台があり、登ってみました。
鉢の中までは見えませんでした。


見えますか?
遠くに富士山。


「三原新山」左側の高い部分と、中央噴火口。


現在、人間が立ち入ることの出来る最高峰「剣ケ峰」に到着しました。


とりあえず記念写真。


ここも噴火口です。


炎のカーテンになったと解説されていました。


毛が生えたような岩がありました、
「発毛祈願」をするE君。


テキサスのような荒野を連想させるから「テキサスコース」なのかな?


一旦下って、外輪山の「櫛形山」に登ってみることにしました。

そこでE君は冷やしぶっかけうどんを食べていました。
僕はちょこちょこ食べていたのでお昼ご飯はなしでいけました。

さて下山です。
ここからまずは「三原山温泉」に向かいます。


トンネルのような樹林帯を抜け、大島温泉ホテル(三原山温泉があるところ)でE君が飲み物を買い、山で拾ったゴミを捨てていました。
ゴミを拾えるE君って素晴らしい。

拾ったアームカバーからは女性の香りがプンプンで『奥さんにおみやげとか?』と笑い合いました。


もう大島温泉ホテルの停留所に来るバスはないので、港まで「三原山登山道路」を歩くことになります。

9kmぐらいあったかな。
なるべく木陰を歩いて行きました。
ヒグラシ(蝉)の鳴き声がものすごかったです。
道路の左右から共鳴して聞こえてきました。
アブラゼミもいますが、鳴き声はヒグラシばかりが聞こえました。


一軒のお宅に咲いたハイビスカスに二人とも反応してしまい、シャッターを切りました。
鮮やかな色が印象的でした。


「御神火(ごじんか)温泉」に到着しました。
所要時間2時間でした。

ここのお隣には「浜の湯」があります。
浜の湯は海沿いにある露天風呂で、混浴です。
水着着用です。
水着を持って来なかったので、御神火温泉の方にお世話になりました。お湯が40~41℃と熱かったです。
水風呂と交互に入りました。

さて、ここでトラブル発生!
なんと風呂用品を僕もE君も忘れて来ました。
『パンツ忘れないように』って言っていた自分もやらかしてしまったのでショックでした。

しばらく黙っていたのですが、E君が『ズボンの替え忘れてきちゃってさぁ、けっこう汗でぬれてるんだよねー』と言ってきたので、『実は俺も、パンツから何からみな置いてきた』と告白しました。
二人で大笑いしました。

とりあえず予備に持ってきた袖無しのシャツと薄いウインドブレーカーのようなものを持っていたので、それでなんとか行けると思いました。
汗を吸ったズボンはハッカ油をスプレーして、ドライヤーで乾かしました。
脱衣所にハッカの香りが充満したので逃げるように出てきました。


風呂上がりに蕎麦を食べました。
なんと「あおさ」が乗っていました。
初めての体験でした。
なかなか美味しかったですよ。
どんなに高級な蕎麦でも美味しいと感じなければ意味無いと思っています。
今まで何百というほどの蕎麦を食べ、何百というほどの日帰り温泉に入ってきました。
忘れられない思い出も沢山です。


元町港に入廷したジェット船。
この船は16時発の便でした。

僕らは乗船待合室に入りました。
売店でアイスを買いました。


「大島牛乳アイス」
さして期待するわけでもなく食べ始めると、バニラアイス特有のしつこさも甘ったるさも無く、そても爽やかな味わいでした。
とてもとても美味しかったです。
売店で『配送できませんか?』と聞くと『それが出来ないんですよぉ』と返信が返ってきました。

『あ、やっぱり無理ですね。ネットから頼みますから大丈夫です』と言いました。


最終便のジェット船が入港しました。

席に着くとシートベルトを着用するようにアナウンスがありました。

そしていつしか二人ともうなだれるようにして、寝てしまいました。

帰ると大島牛乳アイスを注文している僕がいました。


おしまい。

歩行距離 24.5km
累計登坂標高差 +1281m
所要時間 11時間(入浴含む)
47,000歩

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