TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

ラベンダーパーク/鹿俣山

2022年08月10日 | Weblog
スキーではもう第2のホームゲレンデと言えるほど滑っているたんばらスキーパーク。
オープンが早くクローズが遅いのが人気のスキー場です。

ゲレンデトップのすぐ上にある山頂が「鹿俣山(かのまたやま)」です。
登ったことないし、ラベンダーパークも見たことありません。


駐車場はスキー場手前にある冬期通行止めのあのゲートをまっすぐ行くとある「たんばらセンターハウス」です。
スキー場の駐車場からではなく、登山者はこちらから登るのが一般的です。


今回は前回夜間登山につきあってもらった「ネイチャーガイドに見えるヒゲ」をたくわえたTさんと、数々の苦行を共にしてきたEくんの二人が付き合ってくれました。


心配された天気も予報より良くなるという状況に。
Eくんとはいつも雨がらみの登山が多いのに、Tさんの参加で厄が落ちたのだろうか。

さて、まず向かったのは「尼ヶ禿山(あまがはげやま)」です。
玉原湖がグラッシーなまるで鏡のように空を映しこんでいました。


樹林帯はこの時間まだ比較的涼しいです。
ヤマアジサイがあちらこちらに咲いていました。


ネイチャーガイドみたいなTさんが「なんだこれ」と言って見つけた物体。
すぐにEくんがGoogleレンズで調べます、
ナメクジの一種のようです。


急に視界が開けます。
山頂直下です。


尼ヶ禿山山頂です。
ザックを下ろして休憩しました。

EくんとTさんはすぐに意気投合し、あっという間に山友になりました。
Tさんはスキーも上手なのですが、山もけっこういけます。年上なのにやるじゃないか。


尼ヶ禿山を後にして玉原湿原に向かいます。
Tさんの下山中のポジション見てください。スキーの時と同じように後傾に注意して手を前に、腰の位置を重心の真ん中に持っていくことでスリップしても次の足が前に出せます。
年上なのにやるじゃないか。


森を縫うように歩くと湿原に出ました。


尾瀬みたいに広大ではないけれど、いろいろな植物と虫たちが生活しています。


オニユリがたくさん。
目を引く色がとても目立っていました。


フジバカマもたくさん。
フジバカマといえばアサギマダラ。
残念ながら一頭も出会うことはありませんでした。


板張りのデッキでしばしの休憩です。
すっかり打ち解けた登山愛好家のふたり。
まるでネイチャーガイドからの説明をうけているかのようなシーンですね。


苔むした森、滑る木道、足首まで潜る泥濘な沢筋の道を越えて鹿俣山の山頂を目指します。


沼田の名木百選に選ばれたシナの木。


立派なブナの木。
さあ登りが始まります。
スキー場のすぐ脇という感覚はまったくありません。


お、リフト降り場が見えた。
スキーシーズンでは想像出来ないほど草木たっぷりです。


トライアルコース上部です。
ここを滑る皆さん、この木見覚えありますよね?
ここの少し上の部分『いつも転ぶところだ』とTさん。雪が恋しいようです。


ここからがけっこう大変でした。
登っても登ってもなかなか届かない山頂。
涼しい顔して登ってくる二人に驚きを隠せませんでした。

それでも山頂に着くと自然に出てくる笑顔。
それにしても狭い山頂、草木が生い茂り風が抜けません。
ここでの食事を諦めて下山ルートへ進みます。


ラベンダーパークの上部まで降りてきました。
風が抜ける木陰をやっと見つけ出し座りこむ三人。
だいぶゆっくりと過ごしました。


スキー場の斜面下部に広がるラベンダー。
ラベンダーの花自体が小さいので彩りをあまり感じません。

『パークに入れるのかなぁ』
『いや、やばいでしょ。森から降りてきた猿は逮捕されて檻に入れらちゃいますって』

ということでメインパークを避けて森側の斜面を降りました。


鐘が設置されていました。
何を考えたのかパフォーマンスを披露するEくん。
それって首吊り?

そのあと鐘を鳴らしてみました。
かなり大きな音で音色は澄んだ高い音でした。


ジャーン、ラベンダーよりもこちらの方が目立っていました。
普通に入れてしまいました。

こんな感じです。


こんなところもありました。
愛し合う二人はここで写真を撮りましょう。
自撮り台も接地されていました。


ラベンダーソフトクリームを食べる二人。
『ラベンダーの味するの?』
『まったくしましぇ〜ん』

その後はファミリーコースを歩いて下ります。
そして途中から森に吸い込まれていきます。
森への入口ではご夫人が子供たちを連れて覗いています。
『これってどこに行くんですか?』
『ここはもうひとつの駐車場、登山者がよく使うセンターハウスにいきますよ』
『そうなんですか。やめよう〜

その先にある土管の大きい形のトンネルをくぐってリフト下を進みます。
リフトから見えるあの土管はトンネルだったんですね。

途中にはひと家族が入り込んできて探検していました。どうやら湿原に行きたかったようですが、それなりの装備がないと厳しいんじゃないですかね。
『戻ろうよ』と言っていました。

再び森を抜けて駐車場にたどり着きました。
最後は薮を強引に漕いで駐車場の前へ出てきました。
森から出てきた猿の写真はあまりにも獣臭がするので非公開です。


歩行距離 16km
累計登坂標高差 980m
所要時間 7時間
20,000歩
コメント
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