旦那の成長記録

心が弱い旦那の日々の一喜一憂を記録します。

旦那はバカだ。私はもっとバカだ。

2016-07-17 20:01:23 | 日記
前回パチンコへ行ってから、

まだ数日しか経っていないある日、




「これで最後にするから、

明日パチンコへ行ってきて良い?」

と、性懲りもなく言い出した。











…というのも、前回旦那にパチンコ

行きを拒否したとき、自分の預金通帳

を確認させるために、普段私が預かっ

ている旦那の通帳を見せようとした。

その時は、何を言っても目を開けず

結局見ることはなかったのだが、

翌日勝手に通帳を見たのだとか…。




その時点で私は腹を立てた。




そして、今回パチンコへ行ったら

預金額的にもういけないのを理解した

から、最後に行きたいと懇願してきた

のだ。






はぁ、はぁ~。




私は呆れていたが、旦那は続けた。




旦那はパチンコへ行ったとき、自分な

りにいろいろな方法で当たりが出るか

試していたのだと…。




で、まだ試していないことが一つだけ

残っているんだとか…。


それを試してもダメだったら、諦めが

つくし、当たったとしてももう最後に

すると…。












はぁ。はぁ~。

バカバカし過ぎて、思わず噴き出し

そうになった。








今まで何度となく「コレが最後」と

言ってはまた行くことを繰り返し、

行けなくなると周りを振り回してきた

だけに、そんな言葉ははなから信じて

いないのだが、その信憑性は?




何を根拠にそれを語っているの?





私は尋ねた。

そして、何を信じれば良いのか?

パチンコへ行けなくなる代わりに

自分の心のコントロールはどうするの

か?

パチンコへ行きたくなったらどうする

のか?

そもそもパチンコは自分がやめたいと

思わない限りやめられない。

私は冷静に尋ねた。







旦那は、

「もうお金がないから行かない」

「パチンコの代わりに筋トレを頑張る」

「書けと言われれば誓約書も書く」

「勝っても負けてももう行かない」

と語った。










はいはい。

前回パチンコへ行けなくなってから

私は旦那を放って置いた。

旦那は徐々に私に歩み寄ったが、

どこかよそよそしかった。





あ~まだパチンコ行きたいと思って

様子を伺ってるな。とすぐ解った。

(旦那に言ったら否定したが。)

そんな最中で今回のコレが最後。








もういいや、好きにしてくれ。

私も好きなことをしよう。

旦那に構うのはやめよう。

これでお金がなくなっても、もう

なにもできないし、自分で決めてくれ

…。






半ば投げやりになった。












そして意気揚々と旦那はパチンコへ

出かけていった。



こちらが連絡しない限り、一切連絡は

なし。ぶっ通し、何も食べずに10時間

パチンコ三昧。

この時点で「やっぱり異常だ。」とは

おもったが、後のまつり。




私は一応一度だけ生存確認のメールを

したが、それ以外は旦那からメールが

来ても返事はしなかった。






私は私の日常生活を送り、普段と変わ

らず過ごした。












生存確認をしたときは、まだ機嫌が

悪い印象はなかったが、それから

3時間後、帰ってきた旦那は財布を

テーブルに放り投げ、ブツブツ言いな

がら着替え、そそくさと寝床に着い

た。











財布の中は、小銭しか入っていなかっ

た。

パチンコ代とは別に、1ヶ月分の小遣

いを渡していたのだが、それさえも

使い切ってしまったようだ。












どうやって1ヶ月生活するんでしょう

ね~。

それにしても、こんなに不機嫌丸出し

で帰ってくるなんて…。












旦那はバカだけど、

やっぱり私もバカだった。




何度同じ事を繰り返すんだろう。

旦那はナンダカンダ言ってまた小遣い

をせびってくるだろうし、

この不機嫌も何日か続くだろう。






前ほど振り回されてない気はするけど

やはり周りの家族は少なからず振り回

されるのだ。





同居している旦那の両親は、

旦那の状況を逐一私に確認してくる。

それすら私にとってはストレスだ。




自分の息子だ。自分で確認しろ。

…と言いたくなってしまう。

それくらい、伝えられるんだけど

なんかイライラする。




やっぱり振り回されてるってことで

しょ。







何度自分に言い聞かせても、

弱い自分が出てしまう。

甘やかす自分が出てしまう。












最近、私はうつ病についての本を

読んだり、講演会に行こうと調べたり

するようになった。

旦那の症状が良くなるとその気持ちが

薄れてしまうのだが、やっぱり必要の

ようだ。











明日からまた勉強しよう。

こういうことで気が紛れているのも

事実。







明日も旦那のことは放っておこう。