旦那の成長記録

心が弱い旦那の日々の一喜一憂を記録します。

一言も話さず、ただ眠る

2016-07-04 16:12:43 | 日記
昨日の夕食時に声をかけたきり、

1度も目覚めることなく朝を迎えた。




私の目が届かない時を見計らって

トイレに行ったり、飲み物を飲んだり

している様子がみえる。




1度だけ、昼前に夕方からの仕事の

支度のため顔を合わせたが、

下をうつむいて「おはよう」と

言うのが精一杯だった。





支度が終わると、

出かけるまでの数時間また

旦那は貝のように眠りに就いた。




私はいてもたってもいられず、

一人買いものへ出かけた。

一人でいる間は何も考えなくて

よくて、気分が少し落ち着いた。




旦那が出かける前には家に戻り、

旦那が目覚めるのを待っていた。




時間になって、旦那が起きてきたが

私が声をかけなければ、なにも

話そうとしない。



黙々と出かける準備をして、

「行ってきます」の一言もなく

玄関を出た。




旦那のその佇まいに、

私の存在をかき消している様子に、

こらえきれなくなって

旦那が準備をしている間も

隣の部屋で涙が止まらない。




でも、

旦那はきっと泣くことすらできない。

今はそんな心境なんだと思う。

だから、私が弱いところを見せるのは

間違いだし、旦那にとっては

迷惑な話。




旦那が無言で家を出たので

そこはさすがに車まで追いかけて

「いってらっしゃい」と声をかけた。




ただ、その時も旦那の顔は

生気がなく、ゲッソリしていて

私を見る目はどこか他人事のようだ。



それでも口からは「行ってくるから」

と一言。

私は泣くのをこらえるのに必死。




夜中には帰ってくるけど、

私は寝ずに待っているけど、

どんな顔して帰ってくるんだろう。



きっと、出かけたときと状況は

変わってないだろう。




こういうこと、今までにも何度か

あった。

でも、どうやって乗り越えてきたか

もう忘れた。







私自身が今負のスパイラルに

陥っている。







「なんのために生きているんだろう」





まるで、旦那と同じ心境だ。








どうか、

良い方向に2人が向かって

いけますように。