旦那の成長記録

心が弱い旦那の日々の一喜一憂を記録します。

ほぼ2日ぶりの夕食

2016-07-05 14:54:12 | 日記
夜中に帰ってきた。

いつもより遅かったので、帰ってくる

まで心配で眠れなかった。




家を出たときより、会話はできる

ようになり、「何か食べる?」という

問いかけに「うん。」と返事した。




旦那の好きなインスタントラーメンを

作り、静かに食べる。

ほぼ2日ぶりの食事。




肌に張りはなく、シワシワの

おじいさんのよう。

いつもなら一人前ペロッと食べられる

が、8割くらい食べて残した。




相変わらず元気はないが、

食事ができただけよかった。

当たり障りのない会話をして

旦那はまた死んだように眠った。












朝、いつもなら昼前くらいまで

眠っている旦那が、私が朝食を

食べ終わった直後くらいには

起きてきた。




昨夜の出来事。

仕事の合間と、仕事終わりに

私の親友とメールのやりとりを

していたと。




私の親友とは、旦那も友達で

何でも話せる相手。



詳しくは聞かなかったが、

「死にたい」と思っていること、

それに至るまでの状況を話した

ようだ。




昨夜はそれで少し気持ちが落ち着いた

のかもしれないが、

まだ現実を受け入れられず、

どうしたいのか、どうして良いのか

解らないといった風だった。




結果、またパチンコへ行くことに

なった。

私は始めは渋ったが、旦那は義母にも

話した。





義母は、マザーテレサのような人。

言うことがいつもぶっ飛んでいる。

私には到底真似できない器の大きさ。

さすが、旦那を育てた母親。




その義母にいつも、私も旦那も救われ

ている。

今回も旦那がパチンコへ行きたいと

いえば、義母は「行っておいで。」と、

あっさり。




旦那は「お金に糸目を付けずやるだけ

やりたい」と、自分の残りわずかな

貯金を使いたいと言っていたが、

義母は「100万くらいやってくるか!」

と、あっさり言う。





さすがに旦那も「そんなにやるわけない

だろう」と笑ってしまった。

私も、もう何でもいいやという気に

なり、旦那の貯金を差し出した。




行く前から解っている負け戦。

それをみすみす送り出すなんて

普通じゃ考えられないけど、

義母は「悪も時には必要なんだ」と

私を諭した。




義母と話していると、不思議と

「なんとかなる」

と思えるし、なんとでもなるような

気になる。






この先もきっとこういうことの

繰り返し。





でも、こういう人間くさいお互いが

好きで一緒になった。

だから、どうにもならないことなんて

ないと割り切って、

旦那の帰りを信じて待つしかない。