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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・「とっておきの蔵めぐり」。

2012-06-13 17:45:18 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

晴天に恵まれて爽やかな一日でした。市内のお客様と「とっておきの蔵めぐり」です。
普段は非公開の蔵を、前もって申し込んでおき、10名以内のグループで蔵のまちガイドが同行します。

市内に約10か所の蔵、蔵座敷、蔵屋敷が該当します。
お客様の要望と、蔵主さんの都合が合わないと見学する事が出来ません。
本日は幸いに三か所の、蔵屋敷・蔵座敷・主家と蔵座敷を見学することが出来ました。

その一つがレンガ蔵の画像が在る蔵屋敷です。9棟の蔵が在ります。店横の門をくぐると奥行きの深い庭に、ずらりと様々な蔵が競い合うように連なり、
さながら著とした蔵のまち並みである、9棟の蔵が在る街を代表する蔵の屋敷。床の高いレンガ蔵は明治末期の建造。他は江戸時代の蔵群です。
明治13年の大火でも焼失を免れ、蔵造りの耐火性を実証したのが此処の蔵で、その後の喜多方の蔵造りの普及につながったとされる歴史ある蔵です。

画像にはありませんが大和川酒造、普段は非公開の曳きやの座敷蔵に入室、奥様の案内で見学しました。明治3年越後の棟梁の建造です。
この座敷蔵は、100m程先に駐車場を作る為に解体される運命にあった蔵を大和川酒造、先代の弥右え衛門さんが譲り受けてきて曳家で現在地に移築した蔵です。
三十数年前の事です。当時の金額でも数千万円の費用が掛かったそうですが、お蔭でその蔵は立派に復元され大和川酒造で活用されています。
蔵にもそれぞれに、歴史物語があります。こうして蔵のまち喜多方の蔵が守り伝えられてゆくことでしょう。



昨年新たに国の登録有形文化財に登録された蔵を見学しました。

レトロミュウジアムへ寄り、隣の蔵のまち案内所で解散しました。お天気がよくて絶好の蔵めぐりでした。

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