とりあえず２年、生存。

『子宮体癌ですね』


初めて訪れた病院

ついさっき

『はじめまして、よろしくおねがいします』

って挨拶したばかりの医師から

何の前振りもなく告げられたド直球な病名


あの日から二年が経った



その後、

採血、組織診、ＭＲＩ、単純Ｘ線、心電図、ＰＥＴと立て続けに検査が入り


腹膜播腫だー、肝臓浸潤だー、右脚に巨大血栓だー、と、刻々と状況が判明



主治医から緊急入院を打診されたのは

告知から半月後のこと



入院、フィルター留置/抜去術、開腹手術、化学療法、副作用、リハビリ・・

休職、復職・・

出会い、お別れ・・



いろいろありすぎて


いろいろありすぎて

告知されたのが遥か昔のことのように感じるけれど

わずか二年前のこと




癌の《○年生存率》ってゆーのは

○年目時点で生存さえしていれば

《生存》ってカウントされる


完寛で元通りの生活に戻れた人も

痛みに苦しみベッドから起き上がることもままならない人まで


とにかく

○年目時点で生存さえしていれば

《生存》ってカウントされる


あたりまえっちゃあたりまえだが、、



なので

私は、文句なく２年の生存がクリアできたことになる



個人差はもちろんあるだろうが

たとえステージ４ｂを宣告されたとしても

即、希望を捨てる必要はないんだな