2/8、術後3度目のアンギオ(脳血管造影検査)のことを。
いきなり余談ながら、私は自主的に、当日の朝食は摂らないことにしている。
なぜって?
検査後は、翌朝までベッド上での安静。
片膝しか立てられない仰臥状態の中、トイレに行きたくなったらイヤだし。
《さしこみ》を差し出されても、つらいと思うんだよね…(--;)
絶対、翌朝の安静解除まで我慢しちゃう。
腰痛と尿管だけでも持て余しているのに、これ以上の地獄の上乗せは避けたいところ。
食事を抜くこと自体に苦はないので、これもストレスの回避策ということで。。。
病棟入りは、当日9:30。
検査入院の日は、直接、病棟のナースステーションを訪ねることになっている。
一泊お世話になる病室へ案内され、検査同意書をはじめとした諸々の提出書類のチェックが済むと、脈をみる時の目印として、油性ペンで手首と足の甲に×印がつけられた。
これは、検査後に血流の異常がないかを確認する時のためのもの。
私は『左足の脈が弱い』らしい。
『足ほどじゃないけれど、左手首も…』なんだそうだ。
夏の検査でも、このことで看護師さんに囲まれたっけ。
今回は、スティック状の簡易エコーみたいな機器で左足の脈の最終確認をした。
この、脈が弱いのと、
左足先の冷えがひどかったり、ここ何年も中指と薬指のツメが紫色なのとは関係があるのかなぁ…?
左脇臀部(坐骨神経痛?)のダル痛さ、左肩の重ダルさはどうなんだろ??
瘤に始まり、不調が左半分に片寄ってる。
全部身体の歪みからくるものかもね。
なんて考えつつ、病衣に着替える。
着替えたところ、検査前には今度はガウン状の検査着に着替え、そのまま翌朝を迎えなくてはならないのだから、一般病衣を着ている時間はほんの僅か!
というか、借りる必要ないのかも…(^_^;)
先生の都合や他の患者さんとの関係で、検査開始時刻は多少ズレることもあり、看護師さんも何かと部屋に来る。
血圧、検温、脈拍の測定。
見当識、腕と脚が真っ直ぐにあげていられるかのチェック。
検査着に着替え、点滴開始。
なので、ヒマだからとそうそう部屋を空けてもいられず、間の抜けた時間をベッドの上で過ごすことになる。
移動直前に尿管を装着し、予定通り、13時少し前にストレッチャーで寝たまま検査室へ。
レントゲン室の前を過ぎ、CT室、MR室より更に奥にあるアンギオ室へ到着。
ストレッチャーから検査台へは自力で移る。
ベッド幅、狭くなった?
そうだ!今回からはニューマシンを使っての検査だったっけ。
見ると、左手側にいくつも並ぶモニターも真新しい。
今回の術者は、昨冬の検査でも担当してくれた先生だった。
この日は外気温が低く、検査室内も肌寒かった。
以前『寒い』と呟いたら、
先生は『放射線から身体を守るプロテクターで重装備をしているから、少し暑いくらい』なのだそう。
暑さ寒さでカテを操る手元が…なんて困るもんね。
寒い上、首から下にシートがかけられるまでは、ほぼ全裸状態。
退院後のアンギオで、初めてその事実を知った時の衝撃ったら!
『頭の検査なのに、なんで全裸にならなきゃいけないんだっ?』って(+_+)。
しかもそんな姿で、広い検査室にポツンと横たわっている時の心もとなさったら。
検査だから仕方ないけれど、腕や手首の穿刺ならば、剃毛もT字帯も必要ないし、
なにより、検査後の安静もずっとラクになるのになぁ。
看護師さんによると、患部が後方循環(椎骨脳底動脈系)の場合や、治療の場合は、大腿部に穿刺することが多いのだとか。
腕に血圧計、指に脈拍計、胸には心電図計がとりつけられ、頭部の位置も固定される。
続いて皮膚の消毒後、
穿刺部の周辺数ヵ所に、局所麻酔が打たれていく。
初めこそチクっ☆チクっ☆と感じた麻酔針の痛みも、3刺し目で痛みの感覚が遠退き、
完全に麻酔が効いた頃合いで、いよいよ右大腿動脈に穿刺針が入る―
アンギオ中には、《ちとツラい》と感じる山場が2つある。
その1山目が、シースが入って穿刺針を抜く時?なのかな?
先生の手元が見えないから、どの処置がされている時なのかは実際よくわからないけれど、
始まって5分くらいの頃に感じる《ぐぐーっ!》っとピンポイントで押し込まれる感覚。
麻酔が効いているんだから、痛みではない。
ちょっと表現がしにくい、輪郭のボヤけた不思議な感覚。
圧をかけられることで、なんだかすごく不快で、吐きそうになるんだよ。
なかなか抜けない親知らずを抜く時の感じに近いかも。
その不快な圧迫感が、今回は何度かあり、あげく、『新しい針をもう1本…』という先生の声。
意識ある中でのアンギオは3度目。
素人とはいえ、検査の流れはだいたいわかるから、そのタイミングで新しい針って…?
ちょっと動揺した。
動揺しながらも慌てて冷静を装ってみた。
心電図や血圧上に、露骨に動揺がでたら恥ずかしいもんね。
『いつも同じところから検査(穿刺)してるから』
主治医の声も聞こえる。
何度もって…
…これから先も、毎回こんなんなんだろうか??(-"-)
この後、針が入ってしまえば、あとは順調に進んだ。
『造影剤入ります』
技師さん(?)の声のあと、前回同様に選択血管にズシーン!と、重い刺激痛が走る。
この瞬間が、ツラさの2山目。
この刺激痛もうまく表現しづらいんだけど、
瞬時に頭の血管がグワッと膨張する感覚。
その圧で《眼球が飛び出しちゃうんじゃないかしら?》っていう不安にかられたりする(笑)。
今回は瞼の裏に星が現れることもなく、お約束の熱感すらあまり感じなかった。
撮影が終わり、カテ抜管はあっという間。
担当医による渾身の指圧止血の間中、撮影したばかりの瘤が、モニターの中でトリミングされながらくるくると360度回転していた。
瘤にいくつか乗ってるカタツムリの触角のようなもの、あれはなんだろう?
ボンヤリとモニターを眺めていたら、いつしかそれが楽し気に舞っているように見えてきて。
不謹慎?(((^_^;)
【検査結果】
瘤に変化なし。
以上。
よかったよかった。
血圧も高めだし、無理な生活が続いてたから、ちょっと心配だったんだ。
主治医からは今までのように
『薬、そろそろ飲んだ方がいいかも、ね』
という曖昧な言いまわしではなく、
『血圧を測定して、近くのお医者さんで軽い降圧剤を処方してもらってね』
って言われた。
思わず苦笑い。
降圧剤って一生飲み続けないといけないんでしょ?
抵抗あるなぁ…
けど、冷静に考えたら、なにも好き好んでこんなつらい検査を何度も受けてるわけじゃあないんだよね。
もちろん、病院を潤す為に受けてるわけじゃあない。
先生の手技上達に協力してるわけでも、ない。
何にしてもまずは血圧計を買って、近所の町医者に相談に行くかな。
次回外来は8/13。
一昨年以来ひさびさのMR。
MRは寝てるだけで痛くもかゆくもないから嬉しいんだけど、
判読できない画像を撮影することに、果たして意味があるのかしら???
いきなり余談ながら、私は自主的に、当日の朝食は摂らないことにしている。
なぜって?
検査後は、翌朝までベッド上での安静。
片膝しか立てられない仰臥状態の中、トイレに行きたくなったらイヤだし。
《さしこみ》を差し出されても、つらいと思うんだよね…(--;)
絶対、翌朝の安静解除まで我慢しちゃう。
腰痛と尿管だけでも持て余しているのに、これ以上の地獄の上乗せは避けたいところ。
食事を抜くこと自体に苦はないので、これもストレスの回避策ということで。。。
病棟入りは、当日9:30。
検査入院の日は、直接、病棟のナースステーションを訪ねることになっている。
一泊お世話になる病室へ案内され、検査同意書をはじめとした諸々の提出書類のチェックが済むと、脈をみる時の目印として、油性ペンで手首と足の甲に×印がつけられた。
これは、検査後に血流の異常がないかを確認する時のためのもの。
私は『左足の脈が弱い』らしい。
『足ほどじゃないけれど、左手首も…』なんだそうだ。
夏の検査でも、このことで看護師さんに囲まれたっけ。
今回は、スティック状の簡易エコーみたいな機器で左足の脈の最終確認をした。
この、脈が弱いのと、
左足先の冷えがひどかったり、ここ何年も中指と薬指のツメが紫色なのとは関係があるのかなぁ…?
左脇臀部(坐骨神経痛?)のダル痛さ、左肩の重ダルさはどうなんだろ??
瘤に始まり、不調が左半分に片寄ってる。
全部身体の歪みからくるものかもね。
なんて考えつつ、病衣に着替える。
着替えたところ、検査前には今度はガウン状の検査着に着替え、そのまま翌朝を迎えなくてはならないのだから、一般病衣を着ている時間はほんの僅か!
というか、借りる必要ないのかも…(^_^;)
先生の都合や他の患者さんとの関係で、検査開始時刻は多少ズレることもあり、看護師さんも何かと部屋に来る。
血圧、検温、脈拍の測定。
見当識、腕と脚が真っ直ぐにあげていられるかのチェック。
検査着に着替え、点滴開始。
なので、ヒマだからとそうそう部屋を空けてもいられず、間の抜けた時間をベッドの上で過ごすことになる。
移動直前に尿管を装着し、予定通り、13時少し前にストレッチャーで寝たまま検査室へ。
レントゲン室の前を過ぎ、CT室、MR室より更に奥にあるアンギオ室へ到着。
ストレッチャーから検査台へは自力で移る。
ベッド幅、狭くなった?
そうだ!今回からはニューマシンを使っての検査だったっけ。
見ると、左手側にいくつも並ぶモニターも真新しい。
今回の術者は、昨冬の検査でも担当してくれた先生だった。
この日は外気温が低く、検査室内も肌寒かった。
以前『寒い』と呟いたら、
先生は『放射線から身体を守るプロテクターで重装備をしているから、少し暑いくらい』なのだそう。
暑さ寒さでカテを操る手元が…なんて困るもんね。
寒い上、首から下にシートがかけられるまでは、ほぼ全裸状態。
退院後のアンギオで、初めてその事実を知った時の衝撃ったら!
『頭の検査なのに、なんで全裸にならなきゃいけないんだっ?』って(+_+)。
しかもそんな姿で、広い検査室にポツンと横たわっている時の心もとなさったら。
検査だから仕方ないけれど、腕や手首の穿刺ならば、剃毛もT字帯も必要ないし、
なにより、検査後の安静もずっとラクになるのになぁ。
看護師さんによると、患部が後方循環(椎骨脳底動脈系)の場合や、治療の場合は、大腿部に穿刺することが多いのだとか。
腕に血圧計、指に脈拍計、胸には心電図計がとりつけられ、頭部の位置も固定される。
続いて皮膚の消毒後、
穿刺部の周辺数ヵ所に、局所麻酔が打たれていく。
初めこそチクっ☆チクっ☆と感じた麻酔針の痛みも、3刺し目で痛みの感覚が遠退き、
完全に麻酔が効いた頃合いで、いよいよ右大腿動脈に穿刺針が入る―
アンギオ中には、《ちとツラい》と感じる山場が2つある。
その1山目が、シースが入って穿刺針を抜く時?なのかな?
先生の手元が見えないから、どの処置がされている時なのかは実際よくわからないけれど、
始まって5分くらいの頃に感じる《ぐぐーっ!》っとピンポイントで押し込まれる感覚。
麻酔が効いているんだから、痛みではない。
ちょっと表現がしにくい、輪郭のボヤけた不思議な感覚。
圧をかけられることで、なんだかすごく不快で、吐きそうになるんだよ。
なかなか抜けない親知らずを抜く時の感じに近いかも。
その不快な圧迫感が、今回は何度かあり、あげく、『新しい針をもう1本…』という先生の声。
意識ある中でのアンギオは3度目。
素人とはいえ、検査の流れはだいたいわかるから、そのタイミングで新しい針って…?
ちょっと動揺した。
動揺しながらも慌てて冷静を装ってみた。
心電図や血圧上に、露骨に動揺がでたら恥ずかしいもんね。
『いつも同じところから検査(穿刺)してるから』
主治医の声も聞こえる。
何度もって…
…これから先も、毎回こんなんなんだろうか??(-"-)
この後、針が入ってしまえば、あとは順調に進んだ。
『造影剤入ります』
技師さん(?)の声のあと、前回同様に選択血管にズシーン!と、重い刺激痛が走る。
この瞬間が、ツラさの2山目。
この刺激痛もうまく表現しづらいんだけど、
瞬時に頭の血管がグワッと膨張する感覚。
その圧で《眼球が飛び出しちゃうんじゃないかしら?》っていう不安にかられたりする(笑)。
今回は瞼の裏に星が現れることもなく、お約束の熱感すらあまり感じなかった。
撮影が終わり、カテ抜管はあっという間。
担当医による渾身の指圧止血の間中、撮影したばかりの瘤が、モニターの中でトリミングされながらくるくると360度回転していた。
瘤にいくつか乗ってるカタツムリの触角のようなもの、あれはなんだろう?
ボンヤリとモニターを眺めていたら、いつしかそれが楽し気に舞っているように見えてきて。
不謹慎?(((^_^;)
【検査結果】
瘤に変化なし。
以上。
よかったよかった。
血圧も高めだし、無理な生活が続いてたから、ちょっと心配だったんだ。
主治医からは今までのように
『薬、そろそろ飲んだ方がいいかも、ね』
という曖昧な言いまわしではなく、
『血圧を測定して、近くのお医者さんで軽い降圧剤を処方してもらってね』
って言われた。
思わず苦笑い。
降圧剤って一生飲み続けないといけないんでしょ?
抵抗あるなぁ…
けど、冷静に考えたら、なにも好き好んでこんなつらい検査を何度も受けてるわけじゃあないんだよね。
もちろん、病院を潤す為に受けてるわけじゃあない。
先生の手技上達に協力してるわけでも、ない。
何にしてもまずは血圧計を買って、近所の町医者に相談に行くかな。
次回外来は8/13。
一昨年以来ひさびさのMR。
MRは寝てるだけで痛くもかゆくもないから嬉しいんだけど、
判読できない画像を撮影することに、果たして意味があるのかしら???
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