めぐるの日記

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Queen その3 フラッシュ・ゴードン試写会

2011年02月06日 | クイーン QUEEN
30年前の今頃、クイーンは4度目の来日を果たした。東京ではめずらしく膝くらいまで積もる雪が降っていた。映画“フラッシュ・ゴードン”公開の新聞広告に試写会の告知があり応募したら、来日数日前に20世紀FOXから白い封筒が届いた。当たった~!!今は無き、テアトル東京での試写だった。上映前にフレディー以外のメンバーがやってきた。登場キャラクターが客席を取り囲む中「腹痛でフレディーは欠席です」のアナウンスに、なぜか場内に笑いが起こった。メンバーへのインタビューもほんの僅か。花束贈呈では、薬師丸ひろ子さんが登場すると、会場は嫉妬の叫び声があがった。フォトセッションを終えたら三人は退場し、上映後はすでにメンバーの姿は無かった。あっけなく試写会が終わってしまったのを覚えている。公演は、“監獄”で始まったのはよかったけど、“ブライトン”はギターソロだけになり、過去3度に比べると荒々しさが少なくなってしまった感があった。なんとなく薄っぺらで安っぽいシンセの音が必要以上に大きい音でPAから聴こえた。もう四人での演奏ではなくなった。でも、フレディーの存在感は相変わらずで、“ムスタファ”は本当にかっこよかった。正直、翌年の西武球場を含め、個人的に“ゲーム”,“フラッシュ”,“ホット”からの選曲はつらかった。“愛欲”,“プレッシャー”が救いだった時期だ。

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