“5th Ave South”が届いた。 小原礼、林立夫のユニットの作品だ。今時のカフェでなく、昔あったゆったりした少し広い空間の喫茶店で、ソファーに身を沈めぼんやりしていた時、耳にしたようなどこか懐かしく心地よい感じのカヴァー曲集だ。師走を忘れさせてくれる作品に出会えた。
渡辺香津美の“マーメイド・ブールヴァード”がオーダーメイド限定リリースされ届いた。クロスオーバーなんて懐かしい響きの当時を思い出す。アコギなんか目の前で演奏してるみたいに聴こえる。
こんなことって… 本当に偶然だ。“井山大今”聴いて、後藤/山木+今の“gym”DVD観て、“KEEP”引っ張り出してPCに取り込んで…日付が変わった。一年前の丁度今日、深町 純が亡くなった日だった…。六ピで観た“KEEP”を思い出す。珍しくパンフレットが付いたステージだった。とにかく、深町 山木 和田 冨倉の4人の音がデカかった。リズム隊の2人の暴れかたは半端じゃない迫力があった。
(敬称略)
J-MUSICを揺るぎなく支えている、井上鑑、山木秀夫、高水健司、今剛の4人のザ・ミュージシャンが“井山大今”名義でアルバムをリリースした。安心して聴ける間違いのない作品だ。
“PICARESQUE”が紙ジャケで再リリースされた。ご本人監修のリマスターだ。今さらながら、錚々たるメンバーだ。70~80年代にかけて彼らの作品や演奏に接することができたのは、自分にとっていつまでも宝物でありつづけるだろう。
先週、森園勝敏がBS12の“Guitar Stories”に登場しいてた。自身がプロフィール等を語る番組だ。解散していないのに再結成した“四人囃子”の話や“フロイド”を観に行って、“狂気”冒頭のEmのジャラ~ンに感動したなんて話が興味深く楽しかった。すでに“マーティ”,“鮎川”,“香津美”と放送されてきた。まだまだいっぱい登場してほしい“日本のギタリスト”がいる。長く続いてほしい番組だ。
YMOの紙ジャケ再発盤を購入。パブリック・プレッシャー発売時、香津美のギターがカットされていたのにすごく落胆した。PIT・INNで目の当たりにした結成前夜の彼らの演奏があまりにも強烈なものだったからだ。FM東京“ライブ・フロム・ボットムライン”で聴けた演奏はテクノ・バンドではなく、明らかにフュージョン・バンドだった。YMOが“ピコピコ音楽”的な“テクノ”で括られるのが納得いかず、テクニックに目を奪われていたこともあり、以降あまり聴かなくなっていった。でも今こうしてスタジオ盤を聴きかえすと、3人で創られた作品こそが“YMO”だったことに気づかされる。それは今聴いても全く色褪せてない…。最近お菓子のCMでYMOを見かけた。次に機会があれば、ライブにも行ってみたくなった。