生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

交換貨幣、信用貨幣、債務、投機的資金

2013年05月30日 08時45分59秒 | 政治経済社会学
2013年5月30日-1
交換貨幣、信用貨幣、債務、投機的資金

  「この存在しない利子分のマネーを無理に返済しようとすると、債務を増やすしかないわけです。債務の増加=経済成長です。そして、もっといえば、一定間隔で「金融破綻」(債務の帳消し)を迎えることが運命付けられているわけです。その混乱を通じて(倒産しかかった企業を安い株価で買い取るなど)実経済を完全支配するのが銀行家の狙いです。」
http://tamekiyo.com/money.php

 「経済成長=債務の増加」という定式化は、興味深い。で、経済成長をGDP[国内総生産、gross domestic product]という指標で測るとして、債務の増加はGDPを増やすのだろうか? あるいは、物価変動を差し引いた指標ではどうなるのか?

  「国内総生産とは、一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額のことである。」
  「原則として国内総生産には市場で取引された財やサービスの生産のみが計上される。このため、家事労働やボランティア活動などは国内総生産には計上されない。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/国内総生産

 つまりは、市場的経済だけでの話。

  「信用貨幣とは、信用の存在を前提として流通する名目貨幣の一種。銀行券・預金通貨などを指す。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/信用貨幣

 資源と環境。
 物物交換。物労交換。エネルギーまたはエネルギー固化体(材料化または資源化された物体ないし材料加工体)。
 既得権益集団 vested interests の(経済的)力を無化する。