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福島事故原発の汚染水流出の発表は判明3日後、参院選の翌日

2013年07月27日 13時41分19秒 | 放射能
2013年7月27日-1
福島事故原発の汚染水流出の発表は判明3日後、参院選の翌日

 
  
 東電社長、発表遅れ陳謝 汚染水流出、3日前に判断
  「5月下旬に建屋海側の井戸で放射性物質が検出されたが、明らかにしたのは6月19日だった。海への流出の可能性についても「データを精査している」となかなか認めなかった。

〔略〕

 原発の再稼働に意欲的な自民党に配慮し、参院選のあった21日の後まで発表を延期したのではないかという指摘に対しては「全く関係ない」と否定した。
 放射性物質の検出から流出を認めるまでの経緯について、原子力改革監視委員会の委員で元国会事故調委員の桜井正史氏は「事実の確認ができないから発表しないという話は、あのころと同じ」と原発事故直後の東電の対応になぞらえて批判した。
 記者から「安全文化をどう考えるのか」と問われた広瀬社長は「原発事故以来、学ぶべきことは多々あった。だが、今の段階で、変わったかというと全くできていない」と答えるのがやっとだった。」(朝日新聞2013年7月27日38面)。

 参院選とは「全く関係ない」というのなら、その証拠を記者たちは要求しなかったのか? あるいは、「全く関係ない」ということの説得性ある説明を要求しなかったのか?

 これだけ巨大な面積の国土を汚染し、国民に甚大な被害を与えた企業であるのに、東京電力はなんら責任も感じていないようである。
 東京電力は破綻処理して、異なる組織が事故処理ないし廃炉処理をしなければならない。
 放射性物質を核変換をして無害な物質にするには、微生物を使う方法がある。