生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

遠近法の尺度

2010年03月25日 17時58分22秒 | 美術/絵画
2010年3月25日-4
遠近法の尺度(思いつき)

 1. 線遠近法(透視図法)は、比率尺度。
   原則:同じ長さのものは、遠いほど短く見える。
   様々に歪ますこともできる。逆遠近法も。
 2. 空気遠近法は、順位尺度。
   遠くほど不明瞭に、彩度または明度を下げる。
   大小法もかねると、間隔尺度的。
 3. 大小法は、順位尺度。
 4. 重なり法は、順位尺度。
   重なりの順序は、三竦みの関係にもできる。
   さらに、物体の透明的表現を、要素ごとおよび要素面の一部の透明度を変化させるとどうなるか。透明な重なりも、順位尺度。
 5. 重ならないで浮遊しているのは、地と図とを取り上げれば、順位尺度。図どうしに注目すれば、名義尺度。

 『奥行き』の再解釈をせよ。1. 言語分析。2. 使用分析。3. 製作分析。

製作行為上の単位
 筆、版刷り、落下、打撃の1触または1振り(stroke)(画面に接触または衝突して顔料を付加または削除する)が単位。