生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

小沢さかえ「魔法」

2010年02月21日 00時31分43秒 | 美術/絵画
2010年2月14日
収穫あり

 「絵画の庭ーゼロ年代日本の地平から」/国立国際美術館。
 収穫は、小沢さかえ2006年の「魔法」。透明な色で筋のある筆致。ディズニーのおとぎアニメのセル画みたいに全体が非現実的な感触になっていて不思議な絵。配色パターンも良い。この作家の他の作品数点とは描き方が異なっている。真ん中右下の木は無い方がよいような。奇跡的な感じがした。
 展示物とキャプションとの対応がわからないのがいくつかあったが、聞くと、一人の作家が4面ある部屋を自由に展示する方式(ブース形式と呼べばよいのか?)で、説明札 captionの位置も作家の最終決定だとのこと。
 参考図書室で、国立国際美術館で2005年10月25日~12月18日に開かれた「もの派ー再考 Mono-ha Reconsidering」という展覧会の図録があった。入手したい。
 売店(ショップと言うほうがなぜだか響きがよいように感じるのはなぜ?)で、林道郎『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』の
  1 Cy Twombly (2003.12)
  3 Robert Ryman (2004.9
  5 Natsuyuki Nakanishi (2007.3)
の3冊を買った。