迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳233ページ目 気になる彼女はスーパーウーマン      

2012-07-23 14:40:41 | 日記
最近、気になりだした事がある。ここ1年ほど前から毎週水、土曜日の
通勤時間帯に出会う、多分同年配であろうと思われる素敵な婦人がい
る事である。

同年配と思いつつも、彼女の容姿、服装、お化粧、髪型に独特な気品
を感じて、あれこれ想像してしまう。

私は、火曜~土曜に通勤する関係で同時間で行動しているが、彼女は
一つ手前の駅で乗車してくる、乗り換え、車両、降車駅は同じである。
この所、目が合うと軽く会釈をするようになったが気恥ずかしくて声を
掛けられないでいた。

先週土曜日、込み合う車両内で、席を譲ってくれたカップルがいて、彼女
と隣席する事になった。
これからお仕事ですか・・と声を掛けてくれたのを機に私鉄は空いてます
が・・JRは混みますね・・と話の糸口が見つからなくて、なんとも不甲斐な
い会話をした。

彼女は週2回、3歳から始めた日本舞踊のお稽古に行くのだという・・?
芸事には全く縁のない私ですが、お稽古をつけに行かれるものと納得。
しかしそうではなく習っているそうだ、「名取り」は受けているが趣味です
から・・と云った。

また、仕事にも週2回出かけるという、いつもファッショナブルな洋装を
しているので服飾関係ですかと聞くと、洋裁は趣味で大好き、帽子の小
物から競技衣装まで全て自分で作るという。

えぇぇ~競技衣装って何ですか?? 即質問していた。
彼女は若い頃、ご主人と始めた「社交ダンス」教室を2ヶ所で運営していて
自ら教えているという、20数年前にご主人を送った後も、続けているとの事
である。

この日は、自分で縫った、淡い紫色のジョーゼットのブラウスにアイボリー
カラーのパンツ姿で若々しい、背筋が伸びて姿勢が良くて、ふさふさなショ
ートヘアーも素敵だった。

私70歳 彼女82歳 嘘でしょうと云いたい所をグット押さえてお互い健康で
在りたいですねと改札を出て別れた。

仕事中も心身の内面から鍛え上げた彼女の生活環境もさることながら前向
きな生き方が年齢を感じさせない美しさにつながっていると感じた。
まさにスーパーウーマンとの出会いだった。
彼女の話が聞ける水、土曜日の通勤が楽しみになったのは確かである。









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