ウツギは北海道から九州、奄美大島まで自生地があり、昔は畑や耕作地の境界木として植えら
れていたほどポピュラーな花です。和名のウツギは、茎が中空であることに由来しているそう
です。ここ2~3日は雨降りでしたが、初夏を彩る花々は咲き時を忘れていない様です。
初夏の散策時に撮りためたウツギの花々を投稿しました。
タニウツギ(谷空木)
日当りの良い雑木林や山野で見られる落葉低木、花は小枝の先から淡紅色の美しい花を沢山咲
かせます。新緑の中でよく目立ち吸い寄せられます。
ヒメウツギ(姫空木)
日本原産でアジサイ科の落葉低木、山野の岩場などに生息する。春から初夏にかけて下向きの
白い花を咲かせる。
トウフジウツギ(唐藤空木)
沖縄では古くから栽培され、野生化しているフジウツギ属の落葉低木。開花時期は6月から
咲き始めるが、もう咲いています。枝先に淡い紫色をした筒状の花を房のようにつける。
花冠は先が4つに裂けています。
カナウツギ(金空木)
スイカズラ科落葉低木、小さな花をつけるが、花びらが10枚に見えるが、5枚はガク片、
初めて出会えてもあまりに小さくて名札がなければ、気にとめる事はなかったかもです。
ハコネウツギ(箱根空木)
花色に特徴があり、咲き始めは白、次第にピンク色になる。ラッパ形で5つに裂ける、花は小ぶ
りで葉にまもられる様に咲きます。