迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳200ページ目 可憐な沈丁花    

2012-03-29 09:53:49 | 日記
春に匂いたつ花、沈丁花が開花し爽やかな香りが漂い始めた。

先週までは心待ちに蕾を眺めていたが、今週になって気温が上がり
花開いてくれました。

四季を通して、花も香りも楽しめる植物といえば・・
春はジンチョウゲ
初夏のクチナシ
秋のキンモクセイ
冬のソシンロウバイ
など代表的であるが、花も香りもまったく違う。
これらの花を愛でながら四季を知らせる花達に無償の愛さえ感じる。

沈丁花は、蕾の時は濃紅紫で密集して沢山できるので、つい開花待ち
で期待感が高まる花である。

花びらが開くにしたがい純白の鮮やかな色になり、ほのかに甘い香り
を放つ可愛い花である。
香りのもとを知りたくて、花を覗き込み鼻を近づけて確かめてしまう。




この花が咲けば確かに春を感じることが出来る。


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メモ帳199ページ目 「迷える羊」の眠れぬ夜      

2012-03-26 11:34:54 | 日記
気象の格言に「春に3日の晴れなし」という言葉があるが、今週は
桜の季節にふさわしい陽気が続きそうだ。
月末には東京の桜の開花も望めそうだ。

体調が悪い訳ではないが、最近は熟睡できず、一晩中寝返りのし
通しである。季節の変わり目、新年度となると期待感で上昇気分に
なるはずだが、自分の中で何かしら割り切れないしこりがあるようだ。



少し前に、露天販売でオリジナルの絵葉書を路上に並べて売っている
若くて素敵な女性に出会った。
とてもチャーミングで話し方に大きな夢を抱く逞しさがあった。
作品は可愛らしい物がメインだか、希望に応じてくれるというので、
お願いした作品である。

「お題は睡眠不足」彼女曰く、自分が眠られない時に想像する細々と
した物を書きました、羊を数えるのは定番ですのではずせません。
結局は眠られるまで待つしかないんですよとうつむいた。

眠らなければと思いながら、過ぎて行く夜を沢山の時計で表現している
だけで意図が充分伝わる作品である。
まさに「迷える羊」の眠られぬ夜である。



実に感性豊かな素敵な女性である。大きな病院の壁画の依頼を受け
近々完成するとの事である。
眠られぬ時は恐怖でありモノトーンであるが、作品の殆どはカラフルで
綺麗である。頑張って夢を叶えて欲しいとエールを送った。

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メモ帳198ページ目 梅園も賑わい始めました      

2012-03-22 09:43:54 | 日記
桜の開花予想が出されるようになって、梅の花達ものんびりしては
いられないようだ。そんな訳でやっと梅園も賑わい始めた。

甘酸っぱい梅の香りをかぎながら、暖かい陽射しの中、のんびりと
歩く心地よさは捨てがたい。今年は待たされたが暫くは楽しめそう
である。小さな花達が織り成す色のグラデーションは本当に美しい。


お隣りのお庭の白梅が満開を迎えました。毎年枝がしなるほど花を
沢山つけるが、今年は待たせた割りには花数が少ない気がする。
花の時季がくると、「今年はまだですか?」と一足先に話に花が咲く。


ベニチドリと名札をつけた古木が長い年月立ち尽くす灯籠に寄り添い
毎年何かを語りかけながら、咲き続けてきた花はしなやかで逞しい。
何時までも咲き続けて欲しいものだ。

これからは、花々に癒されながら健康で毎日を明るく過ごしたいと思う。
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メモ帳197ページ目 「高齢者講習」は厳しい      

2012-03-19 12:29:42 | 日記
かねてから予約しておいた運転免許更新の為の「高齢者講習」を受講した。

講師が説明する高齢者講習項目において、高齢者は若年者に比べて順応
が遅れてきますので・・「安全運転をしよう」と思っても身体機能や記憶力、
判断力が低下し、運転に必要な適切な判断、操作が出来なくなりますと前
置きした。

講習時間3時間内に行う検査項目の多さと生まれて初めて経験する検査に
緊張し心身ともに疲れ果ててしまった。

1.静止視力・動体視力・夜間視力については理屈では分かっているが、
 測定機の前に座ると、ボタンを押すタイミングが遅くなり、順応性の鈍
 さが分かった。また幻惑状態に陥った場合の回復までの秒数が長過ぎた。

2.視野測定 右眼視野角度、左眼視野角度を測り両眼視野角度を算出する。
 年齢と共に視野が狭くなり、危険の回避や操作が遅れる事につながった。

3.実車指導 退職後運転は数回しか行っておらず、自動車学校の狭いコース
 を走るのは至難の業、講師が指示する4課題、17項目が試される。
 何度も失敗を繰り返すも何とかクリアしたが冷や汗ものだった。

4.選択反応検査 アクセル、ブレーキ、無反応の検査であるが、モニターを
 見ながら飛び出す障害物を咄嗟に判断し、行動する。
 判断に時間がかかったり、無反応にブレーキを踏んだりと余裕の無い対応
 操作に終わった。

5.注意配分・複数作業検査 ハンドルを操作しながら、走行中に飛び出す
 障害物にブレーキを踏み走行する、ハンドルを切り過ぎて走行車線に戻れ
 ずパニック状態に陥った。
 
運転適性診断票が各自にわたされ、検査結果による総合判定が5段階の
評価値と安全運転に関する注意事項が表示してあった。

自分としては、運転する積りは毛頭ないが、人生最後の免許更新手続きが
でき、5年間有効の身分証明書が入手出来るのは実に有り難い。

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メモ帳196ページ目 陽射しが恋しい      

2012-03-15 09:27:36 | 日記

水ぬるむ春ではあるが、めまぐるしく気温が変化し寒暖を繰り返している。
昼間は日差しが暖かく、少し歩いてみたくなった。

一つ手前の駅で降りて、公園の中を歩く、例年なら梅の花は満開のはずだ
が、まだまだ蕾が多く寂しいかぎりである。

カモの夫婦、泳ぎ疲れたのか並んでおしどり振りを見せ付けている。
何を話しているのか聞き耳を立ててみるが、内緒話とみえて聞こえてこない。
微笑ましい一齣である。


竹林の脇に立つ樹が何やら異状を呈している。
一見鳥の巣かと思って見るが、それは違うことが分かった。
詳しい事は分からないが、「サルノコシカケ」の一種だと思うが、円いので
腰掛にはなりそうもないが、病気でないのは分かる。
公園管理者が見守っているので、手付かずにあるのは樹にとっては深刻
な状態ではないらしい・・?

開発の為公園の樹、里山の林、森の木々、山の木々が倒されて行くのは
問題である。水源で水を汲みあげると谷の水が枯れ、池に水が溜まらなく
なり、緑が失われ、動植物が生きられなくなるし、人の心もすさんで行くもの
である。

緑豊かだった大震災の被災地は、今や索漠としたさら地になっていて埃り
まみれの風が舞っているようだが、一日も早く木々が帰ってきて、爽やかな
緑の風が通り過ぎるようになると、豊かな気持ちになれるのだが・・?









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