メモ帳３９８ページ目 早咲き梅は見頃です

三寒四温を繰り返しながら日増しに温もりが感じられる様になりました。

訪れる春を待ちきれず、梅園を訪れてから1週間が過ぎました。
早咲きの梅が見頃を迎えていたが、例年に比べるとやや遅い気がする。
雪をもたらした低気圧が居座り、残雪が寒々しさを語っていた。

しかし今日は開花を待つ蕾達には、やさしい小雨が降っている。
この梅園を彩る花の種類は約60種類、1100本の梅の花が咲き誇るとなる
と何回か出かけても見飽きることは無いと思っている。

最近は公園管理者の努力により、花達に名札が取り付けられているので
訪れた方々が名指しで花を愛でる姿が微笑ましく感じられる様になった。

早速、3月の頭に出かける約束を取り付けた。


八重唐梅

白加賀

とや出錦

月　影

八重寒紅

冬至梅

メモ帳３９７ページ目 マンサクの花が咲きました

早春に、葉よりも早く樹木いっぱいに花を咲かせる「シナマンサク」
が目を引いた。冷たい空気の中で春の気配を感じて咲く花達に癒
され元気を貰う。

マンサクは、春に他の花に先駆けて「まず咲く花」として、また花が
たくさんつく事から「豊年満作」を願う花として命名されたとも言われ
ている。
（シナマンサク）




マンサクは細長いひも状のちぢれた花、華奢でなんとなく心もとない
感じがするが、桜が咲く頃まで次々と咲き続ける逞しさを持っている。



最近は園芸種の「ベニバナトキワマンサク」のピンク色の花をよく見か
けるが、開花期は４～５月頃と遅い。見頃はこれからが本番である。
（ベニバナトキワマンサクorトキワマンサク）

メモ帳３９６ページ目 残雪と古民家探検ツアー

南岸低気圧の置き土産が、通りの片隅に塊を作っている。

わが町の梅園では「梅まつり」が始まって10日が経っているが、大雪の
影響で花だよりが聞こえてこない、出かける前に事務所に問い合わせる
と散策路も人一人通るのがやっとで交差するのは難しい状況との事だっ
た。梅の花は2分咲き、それでも早咲きの花は見頃を迎えているというの
でトレッキングシューズを履いて出かけた。

ウィークディの公園は訪れる人もまばら、早咲きの花が所々に彩りを添え
ている程度で寂しい限りだった。

梅祭りの催し物の一つに、ガイド付きで「古民家探検ツアー」で復元建物
めぐりが人気である。
今回は、関東で16年振りの大雪とあって、古民家探検ツアーが雪景色の
おまけがついていた。珍しい記憶としてカメラに収めた。

メモ帳３９５ページ目 春雪は淡雪

南岸低気圧とは晩冬から初春にかけて発生し、暖気を運んでくる日本海
低気圧とは対照的に、日本に寒気を運んでいることが多いらしい。

しかし2週連続の大雪には首都圏の交通網も対処しきれず遅延、運休が
あいついだ。そのせいで通勤出来ず自宅待機となった。
折角貰った休みも引き篭もり状態では外を眺めてはため息をつくしかない。

咲き始めている梅の花を被うように雪が積もっている。
しかし春の兆しは確かに感じられる。気温が高いので湿気をおびた雪は
融けやすいからだ。



一夜明けたら雪はすっかり融けていた。朝から陽射しがあり鳥達が花を
ついばんでいた。
来週は各地の梅園は甘酸っぱい香りで満たされ待ち焦がれた観梅客の
笑顔で一杯になる事だろうと思う。私も早速予定表にマークをつけた。



所詮、春雪は淡雪、どんなに積もってもはかなく消えていく運命だが
南岸低気圧のいたずらはほど程に願いたい。

メモ帳３９４ページ目 バレンタイン ブルー

　St. Valentine's day　が近いのでチョコレート業界では店内以外に
ショウケースを出して売り込みに余念がない。

世界各地で男女の愛の誓いの日とされるが、なぜか日本では女性か
ら男性へ愛の贈り物としてチョコレートを贈る事を習慣付けてしまった。
人を尊重し、幸福を分かちあう日であるならば、チョコに限らず何でも
良いわけだが後腐れの無いところで手軽なチョコが無難かも知れない。

組織の中で働く者にとっては、バレンタインデーは結構なプレッシャー
で、バレンタインブルーにおちいる。同僚への「義理チョコ」の意味を
考えるからだ。
意味のない贈り物は受け取る側も迷惑に思うだろうからね・・あれこれ
考えながらケースを覗くと欲しい物は高値である。
何十年も義理と人情の板ばさみ状態で渡してきたが、そろそろ考え直す
時かと思う。

結局今年は「義理チョコ」は無し「自分へのご褒美チョコ」に大奮発する
ことにした。普段はチョコレートを買うことも食べることもないが、特別な
イベントの限定品は逃したくないし特別な味に期待もするものだ。