迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳111ページ目 去る花、来る花を愛でる   

2011-05-23 09:39:39 | 日記
早春の散歩道で、2~3本のタンポポを見つけて、季節が変わりつつある
のを感じたあの日を思い出しながら、再び出かけてみた。

横枝が大きく張った梅の木の根元に抱かれながら、自然の中で咲く野
の花達と元気一杯に咲き誇っていただろうと想像し、何故もっと早く見に
こなかったかと後悔さえした。

「天上の星が地上に落ちて、花となったとも言われる」タンポポたちの
燃えるような美しさは、私にパワフルなエネルギーを与えてくれる大好
きな花でもある。

今日見た花達は、そろそろお役目ご免とばかりに、仲間たちに別れの
挨拶を交わしながら、飛び立つ前の綿毛になって、穏かに吹く風を待っ
ているように見えた。

暖かそうな綿毛に包まれて、私も遠くへ連れて行っておくれと言ってみた。





利用駅のパンフレットスタンドには、花情報が満載である。
週5日仕事をする私には、以外とプレッシャーになっている。
公休が限られているからだ、パンフレットの見頃を迎えましたなんて
見ると、行きたい、見たい気持ちがつのり、職場への足が重くなる。

めまぐるしく植え替えられる公園の花園は、絶対見逃したくないと思う
あまりからくるプレッシャーなのだが、綺麗に咲き誇る花達に癒された
い欲張りな面も原因だと感じている。


5/2のアイスランドポピーは春の花壇や花畑で人気の花ですが、ハナビ
シソウが満開を迎えているとあるが、花はポピーなのだが、同じ「ケシ科」
でも違うのかと考えてしまう。


5/22のシャーレーポピーで花畑は真っ赤な花達が風に波打っていた。
今にも散ってしまいそうな可憐な花弁で和紙のようにしわしわになった
花弁が一気に広がっていて、陽の光が通るほど透明感のある薄い花弁
はなぜか、はかなさを憶える。
しかし、人の手を借りながらも、競い合って咲く花達を見過ごす手は
ないと思ってしまう。

これからの季節は、花見たさのプレッシャーに打ち勝って出かけて行く
覚悟を決めている。

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