MOVIX伊勢崎で鑑賞。
その後敷地内の床屋の待ち時間に漫画版も読んだ。
評価は「悪い」です。
全ては作者の思いのままに!ご都合主義の塊!
♦病気設定はなぜ必要なのだろうか。というより、病気をダシに使ったな!という感じ。
別に病気でなくてもよかったんだろうな。他の人も書いてたけど、「あと1年しか生きられない
呪いをかけられた」とかでもよかった。
何というか、たぶん病気設定が一番都合がよかったんだよね。書くのも楽だし。涙も誘えるし。
(あ、これはアニメ版の感想というより原作の感想だな。原作がこのレベルなんだから、アニメもあれで仕方ないのかな)
問題は、病気設定にしてみたものの、病気に対する深い知識も何もないので、さくらがやってることがちぐはぐすぎることだよね。
病気の子が焼肉食べるの?とか、お泊り旅行行っちゃうの?とか疑問だらけ。お泊り旅行も、たとえ同性の親友と行くと言っても、普通家族は許さないだろーと思う。止めるよね。どんな形であれ長く生きてほしいと思うのが親心で、寿命を削る行為はさせない。だから映画見ながらふと、「咲良の家って家族崩壊してて誰も止める人がいないのかな?」って思ってた。実際、主人公が咲良の家にいるシーン、家の中がものすごく暗かったよね。あれで、「あ、やっぱり家族崩壊してるんだ」と思ったけど、違うのかな。
♦通り魔に殺される意味はあったのか。
漫画版を読んだら、「病気で死ぬまでにはまだ時間があると思って油断してた。」みたいなセリフがあって、なるほどと思った。「神様のいたずらで予期せぬ死が訪れる絶望感」を出したかったわけね。
でもやっぱり通り魔である必然性はないよなー。「病気の急変」「交通事故死」「雷に打たれる」「バナナの皮に滑って頭を打つ」…。死因は色々だけど、「通り魔」はどうなんだろ?作者のご都合なのか。
通り魔に納得がいかない理由はご都合主義的なのと、死後の周囲の状況があまりにも普通すぎるから。
死後10日経って、主人公が咲良の家に行くわけだけど、咲良母割と普通じゃね?愛する家族が殺されたら
どうなるか。10日であんな顔できないと思う。「なぜ殺されたの?通り魔が憎い、殺してやりたい。私の、娘を返して。裁判で死刑にしてやる!」とか思うはずなのに、すっきりした顔してる。あれは「娘を殺された親の顔」じゃない。どちらかといえば、娘を「看取った」親の顔。咲良の親友恭子だって、あんなすぐ立ち直れないよ。1年経ったって立ち直れないよ。傷は一生残るはず。なのにすべてが終わった顔で墓参りしてる。変な世界だなあ。
♦キャラの見た目がパクリっぽい!
主人公「僕」。「氷菓」の折木奉太郎っぽい。「ガム君」がシロバコの高梨っぽい!(思い込み?)
♦恭子の性格がきつすぎる
漫画版はあそこまでじゃなかった。漫画版は仲良くなれそうな感じがするけど、アニメ版は見てて憎悪を
抱くレベル。
●結論として
色々イージーなアニメといった感じ。有名作品のアニメ化ということで安易に考えちゃったのかな。
作画だってそんな動くわけじゃなし、演出も素晴らしいわけじゃなし。原作を超えるわけでもなし。
その後敷地内の床屋の待ち時間に漫画版も読んだ。
評価は「悪い」です。
全ては作者の思いのままに!ご都合主義の塊!
♦病気設定はなぜ必要なのだろうか。というより、病気をダシに使ったな!という感じ。
別に病気でなくてもよかったんだろうな。他の人も書いてたけど、「あと1年しか生きられない
呪いをかけられた」とかでもよかった。
何というか、たぶん病気設定が一番都合がよかったんだよね。書くのも楽だし。涙も誘えるし。
(あ、これはアニメ版の感想というより原作の感想だな。原作がこのレベルなんだから、アニメもあれで仕方ないのかな)
問題は、病気設定にしてみたものの、病気に対する深い知識も何もないので、さくらがやってることがちぐはぐすぎることだよね。
病気の子が焼肉食べるの?とか、お泊り旅行行っちゃうの?とか疑問だらけ。お泊り旅行も、たとえ同性の親友と行くと言っても、普通家族は許さないだろーと思う。止めるよね。どんな形であれ長く生きてほしいと思うのが親心で、寿命を削る行為はさせない。だから映画見ながらふと、「咲良の家って家族崩壊してて誰も止める人がいないのかな?」って思ってた。実際、主人公が咲良の家にいるシーン、家の中がものすごく暗かったよね。あれで、「あ、やっぱり家族崩壊してるんだ」と思ったけど、違うのかな。
♦通り魔に殺される意味はあったのか。
漫画版を読んだら、「病気で死ぬまでにはまだ時間があると思って油断してた。」みたいなセリフがあって、なるほどと思った。「神様のいたずらで予期せぬ死が訪れる絶望感」を出したかったわけね。
でもやっぱり通り魔である必然性はないよなー。「病気の急変」「交通事故死」「雷に打たれる」「バナナの皮に滑って頭を打つ」…。死因は色々だけど、「通り魔」はどうなんだろ?作者のご都合なのか。
通り魔に納得がいかない理由はご都合主義的なのと、死後の周囲の状況があまりにも普通すぎるから。
死後10日経って、主人公が咲良の家に行くわけだけど、咲良母割と普通じゃね?愛する家族が殺されたら
どうなるか。10日であんな顔できないと思う。「なぜ殺されたの?通り魔が憎い、殺してやりたい。私の、娘を返して。裁判で死刑にしてやる!」とか思うはずなのに、すっきりした顔してる。あれは「娘を殺された親の顔」じゃない。どちらかといえば、娘を「看取った」親の顔。咲良の親友恭子だって、あんなすぐ立ち直れないよ。1年経ったって立ち直れないよ。傷は一生残るはず。なのにすべてが終わった顔で墓参りしてる。変な世界だなあ。
♦キャラの見た目がパクリっぽい!
主人公「僕」。「氷菓」の折木奉太郎っぽい。「ガム君」がシロバコの高梨っぽい!(思い込み?)
♦恭子の性格がきつすぎる
漫画版はあそこまでじゃなかった。漫画版は仲良くなれそうな感じがするけど、アニメ版は見てて憎悪を
抱くレベル。
●結論として
色々イージーなアニメといった感じ。有名作品のアニメ化ということで安易に考えちゃったのかな。
作画だってそんな動くわけじゃなし、演出も素晴らしいわけじゃなし。原作を超えるわけでもなし。