変更します!!年間365冊は達成できそうなので、500冊を目指します。あと215冊!
日本のキリスト小説は、信仰を始めるところから書かないといけないから
つらいものがありますな。ヨーロッパみたいに、始めからキリスト教があるわけ
ではないからね。信仰を得るか得ないか、その入口のところでうろうろ迷わなければ
いけない。我々が仏教をするかしないかで悩まないのと同じように。出家は別として。
こういう文学って、世界みわたしても日本だけなんじゃないかな。どうなんだろう。
つらいものがありますな。ヨーロッパみたいに、始めからキリスト教があるわけ
ではないからね。信仰を得るか得ないか、その入口のところでうろうろ迷わなければ
いけない。我々が仏教をするかしないかで悩まないのと同じように。出家は別として。
こういう文学って、世界みわたしても日本だけなんじゃないかな。どうなんだろう。
「わたしが・棄てた・女」の森田ミツと、本書のキク。 どちらも作中で聖女だと言われているが、その生き方は全然違う。 キクは愛する者のために自分を犠牲にし、ミツは自分の愛も幸福もうち捨てて、聖人的行為を行なう。 キクは本質的には自分の幸福のために生きている女性であり、わたしが~のミツは自分の幸福を超えたところで生きた。 私個人としては、自分の幸福追求のために色々なものを犠牲にしたキクは、多少身勝手に思える。森田ミツ的生き方のほうが、私には聖女らしく見える。