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全国一般東京東部労働組合の記録

「労働時間」メール相談事例(2017年9月分)の抜粋

2017年11月27日 08時53分12秒 | 労働時間

みなさんへ
2017年9月に、NPO法人労働相談センターと東京東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール相談から抜粋して紹介します。

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「労働時間」メール相談事例(2017年9月分)の抜粋
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労働組合
2017年11月27日

1、 旧ガリバーの会社。11時間固定労働で、食事以外の休憩時間がありません。入社時の説明や新卒募集パンフでは「早番遅番のシフトで身体に負荷はかけない。有給休暇も自由に使える」でしたが、実際はシフト制など存在せずみんな通しで働き、有給休暇も「会社を辞める時以外使ってはいけない」と言われています。

2、 食品工場。たった二人で工場の灼熱の全オーブンに2時間かけて油を差します。水分補給も充分にできず、何度も熱中症になります。粉塵対策でマスクとゴーグルの着用は義務づけられていますが、支給されません。まともな休憩時間が取れません。

3、 ブライダルの披露宴スタッフとしてアルバイト。9時間拘束、11時間拘束の勤務でどちらも30分しか休憩時間がありません。おかしいと感じています。労働基準法に違反しないのですか。

4、 子育て支援業務の保育士。保育士も調理師も事務員もサービス残業はもとより、持ち帰りの山のような仕事です。残業代もボーナスも「NPO法人だからない」と言われています。

5、 外壁メーカーで営業職。定時は10時半から19時半です。しかし、実際は毎日終電まで労働させられます。その上残業代はありません。

6、 一日10時間~12時間拘束の45分休憩です。社会保険等の加入もありません。せめて労働時間を短くさせたいです。

7、 訪問看護ステーションでパート看護師。完全出来高制です。パートが出勤しても「訪問」が無い場合は、一円も給料補償はありません。正社員には「訪問」がなくても一定の賃金補償はあります。これでは生活できません。許されるのですか。

8、 運転手。一日最低10時間は働いていますが、お昼休みは月に数回しか取れません。荷主に「食事をするから、その配車は無理です」と伝えても「運転しながら食べろ」と言われます。荷下ろしに2時間かかってもその手間賃はゼロです。降りるのはトイレと荷下ろしと積み込みの時だけです。一日走り続けています。

9、 保育園を運営している会社。本部から「労働相談センターから『残業代が支払われているか』等の不審な電話がかかってきても、『間に合っている』と応対するように」と連絡があった。

10、 特別老人ホーム。36協定も労働組合もありません。日常的に残業を命じられますが、残業代は付きません。上司に残業代を支給してくれるように頼んでも「他所は他所、うちはしない」と全く相手にしてくれません。有給休暇申請も却下されます。

11、 福祉施設。退勤のタイムカードを押してから仕事を続けます。一応建前としては、残業申請をして認められれば残業代は貰えますが、認められるのは限られた時だけです。大体はサービス残業です。

12、 運送会社。中級管理職とされて、残業代は勿論、家族手当・住宅手当などもありません。みなし残業として月80時間が決まっていますが、月80時間を超えても「年間で考えると超えていないから支払うことはできない」と言われました。

13、 パート。私だけシフトで出勤日数が少なく指定されます。生活が出来ません。上司と個人的に付き合っているパートだけはシフトが多く入ります。私には「嫌なら辞めろ」と言います。

14、 大学生アルバイト。バイト先の◎◎◎寿司では、ユニフォームに着替えてからタイムカードを押させます。退勤もタイムカードを押した後、レジ閉めや店内掃除、明日の準備をさせられますが、それらは労働時間とはみなされていません。タイムカードは「15分ルール」があり、45分働いても30分しか認めてくれません。

15、 IT企業でシステムエンジニア。休日や退社後にお客様からの問い合わせで仕事をやる事が頻繁にあります。しかもこれらの社外の仕事には給料はでません。

16、 毎日2時間から3時間の残業があり、残業代も支払われません。とても辛いです。

17、 定時は8時10分が出勤時間ですが、実際は7時45分から働いています。タイムカードも7時45分には打刻していますが、賃金は8時10分からしか支給されません。休憩時間も30分だけです。

18、 上司が承認した時だけ残業代は支払われます。実際は残業をしているのに上司から承認されない時は支払わなくても本当に違法にならないのですか。

19、 保育園で栄養士。一日どれほど残業をしても残業代は30分しか支払われません。100名近い園児の給食を二人で作っている為、自分たちのお昼休憩が取れません。

20、 パート。突然「会社の都合で」とシフト日数が半分に削られ給料が半額になりました。この場合はパートでも「休業補償」は請求できるでしょうか。

21、 商品知識のため、「自学習」を命じられましたが、肉体的、精神的に疲弊していて、そんな余裕もありません。帰宅後自宅でやる場合、その時間の賃金も出すべきと思いますが、如何ですか。

22、 介護職。全社員の長時間労働などや仕事の激務は、見ていられない程です。その上、施設長のパワハラによる恫喝もあり、過呼吸を起こす方もおられます。

 

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NPO法人労働相談センター
http://www.rodosodan.org/

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動画(東部労組関連)一覧表
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