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【続報】大久保製壜所への是正勧告・指導

2021年09月23日 09時00分00秒 | 労働組合
危険な製品多段積みなど、労働者の安全軽視を続ける大久保製壜所に対し向島労働基準監督署が8月11日付で発した是正勧告・指導の内容が判明しました。

向島労基署は大久保製壜所に対し「パレットにのせたバルク製品はストレッチフィルムにより堅固に梱包されていることを確認する体制を整備」すること、製品の積み置きについても「高所は一時的に荷を置く場所としてはふさわしくないため、移動させるとともに今後も一時的に荷を仮置きする可能性がある場合には高所以外に置き場所を定め」ることを求めるなど、東部労組大久保製壜支部の調査で明らかとなった多段積みの実態をふまえた上で、それを是正させるための詳細な指導を行っています。

この他にも労働安全衛生規則に定める年1回の特定自主点検を行っていないフォークリフトを使用していたこと、安全衛生委員会を毎月1回以上開催していないことについて労働安全衛生法・労働安全衛生規則違反として是正勧告がされています。

このような向島労基署の勧告・指導から、大久保製壜の製品管理体制・安全への配慮がいかにずさんなものであったかがあらためて浮き彫りとなりました。

これら勧告・指導内容の「是正期日」は9月10日となっており、会社は対策を講じている旨を向島労基署に報告しているとのことでしたが、不十分な点も多々あることから組合は9月21日、向島労基署に対し勧告・指導内容の徹底・実効の確保を要請しました。

「安全なくして労働なし、抵抗なくして安全なし」。
東部労組大久保製壜支部は引き続き、大久保製壜所の金儲け優先の体質を厳しく追及し、職場の安全・労働者の命と健康を守るために闘います!



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