【東部労組エス・インターナショナル支部】
「業務スーパー」6店舗同時に時限ストライキを決行!
「業務スーパー」6店舗同時に時限ストライキを決行!
全国一般東京東部労組エス・インターナショナル支部は6月29日、エス・インターナショナル子会社の株式会社ケヒコが運営する北海道の「業務スーパー」6店舗で同時に組合員が時限ストライキを決行しました【写真】。
このストライキは、エス・インターナショナルとケヒコの経営者である菅井麻貴社長による会社資産の私的流用など放漫経営に抗議し、労働者の雇用と生活を守るために行われました。
同日午前9時からケヒコの組合員がストライキに突入しました。ケヒコが北海道内で展開する「業務スーパーすすきの狸小路店」「業務スーパー苫小牧店」「業務スーパー苫小牧東店」「業務スーパー室蘭店」「業務スーパー岩見沢店」「業務スーパー滝川店」の6店舗の入口には「ストライキ決行中」の紙が貼られ、ストライキが解除された同日正午までの間、これらの店舗は急きょ一時閉店になりました。
【すすきの狸小路店】
【苫小牧店】
【苫小牧東店】
【室蘭店】
【岩見沢店】
【滝川店】
日ごろ汗水流して働いている労働者がいるからこそ店舗が回っていることが証明されました。この当たり前の事実を理解せずに、その労働者からの切実な声に耳を傾けることなく団体交渉でまともな回答もせずに足蹴にしてきたのが菅井社長です。今回の事態を招いたすべての責任は菅井社長ら経営陣にあるのは明らかです。
ストライキの時間中、組合員らはそれぞれの店舗前に立ち、菅井社長への抗議ビラをお客様や通行人に手渡し、ストライキへの理解と支援を訴えました。また、経営陣の引責辞任を求める署名を呼びかけました。お客様からは「頑張って」「やるからには勝ち取りなさいよ!」という励ましの言葉やねぎらいの言葉がかけられ、3時間で計103名の方々から経営陣の引責辞任に賛同する署名をいただきました。
今後、経営陣が労働者の要求に応じず、不誠実な姿勢を取り続ける場合、組合はストライキのさらなる拡大で対抗する方針です。
すべてのみなさんのご支援を心よりお願いいたします!