中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

どこまでやれるか

2006年02月16日 | 仕事
株の口座を開いたはよいけれど、いまだ最初の取引を思案中。とは言いつつ口座に現金も入力し、買おうと思えばいつでもという状態。毎日株価を眺めるというのは思ったよりも楽しい作業ですね。

今朝も、口座をもつ証券会社のサイトへログインしようとするも、システムトラブルなのか一向にうまくいかない。結局ログインができたのは9時30分頃。

まだ一株も持たぬ身としては実害もないけれど、時間がやタイミングがものを言うタイプの金融取引で30分も非稼動な状態が発生するなんて、少々驚き。口座を所有しているのはネット専業証券会社ではかなりの大手であるわけだし。

いま見ると、サイトには障害報告が記されている。サーバーへの負荷分散機器(ロードバランサ)の異常によるもの、とのことらしい。昔の会社でとあるポータルサイト構築を請け負った際、散々と悩まされた問題なのでやはり、という感じ。ソフト側の問題ならともかくネットワーク機器関連は、意外なくらいプロフェッショナルが不足していて、これで障害が起こるとなかなか回復が難しい。

その昔の会社もそうであったように、小規模ながらハード関連まできっちりとこなせるソフトウェアハウスというのは正直、皆無に等しい。ソフトからハードまで一環してきっちりこなせるような会社、となると大手、特にハードまで扱っているような会社がやはり無難な選択ということになる。件の証券会社、新興とはいえ資本力はかなりのものを持っているので、さすがにシステム会社もそれなりの大手を選択しているとは思うのだけれど…

最近、知人のソフトウェア会社(起業2年目、社員8名、自分の会社同様、本当に「ベンチャー」)が大手証券会社との直取引の仕事を取れた、と大喜びしていたのだけれど、その話を聞いて他人事ながら「大丈夫かな」と思わずにはいられない。さすがにシステム全てを請け負った、というわけではないみたいだけれど。

まだまだJavaを始めとしたWEB系技術者は不足している現状も手伝って、このような「チャンス」というのはシステム業界に未だあるのだけれど、そろそろ発注する側ももう少し「選択する際の基準」等、考えたほうがよいと正直思う。ちなみにその知人の会社、一番経験の長い社長でもシステム開発経験3年…

自分自身、同様の企業にいながらこういうことを言うのもどうかとは思うけれど、正直この業界「自分がどこまでやれるか理解していない人」が非常に多いです…

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