中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

この寒さ

2006年01月06日 | 日常
とにかく寒い今年の冬。12月に至っては「戦後」の形容までつく寒さ。年を越えても勢いが弱まることもない。寒いのには弱い身としてはつらい毎日…

今日もやけに寒い、と思っていたら東京は最高気温でも5度に満たない状況。日本海側の大雪も半端でないようで、雪が多すぎてスキー場を閉鎖するという事態まで発生しているようだ。笑いごとではないのかもしれないけれど。

今日も外出時、その寒さを体感しながらふと子供の頃のことを思い出した。考えてみると、あの頃の冬は最近よりも明らかに寒かった。

生まれ育ったのは神奈川県平塚市、東京から直線距離にして約60Km。温暖、とまでは言わないまでも東京よりは少しだけ暖かい。

そんな土地でも、冬になると朝は霜柱を踏んで遊んだものだし、学校の池は正月を越えたあたりからしばしば凍り、厚さ2cmくらいの氷ができた。(そして子供はその氷を割って遊ぶのである)。

今住んでいる家の近くには池もなければ未舗装の土地もない。ただ、今の前の家(これも中野)には近くに舗装されない空き地と、小さい池(というか水溜りのようなもの)があった。その家での4年ほどの生活にて、池の氷、霜柱、どちらもほとんど見た記憶がない。

今年はたぶん「例外」で、基本的には地球温暖化ってやはり確実に進行しているみたいだ。確か半世紀後の東京は今の九州くらいの気温になるという予測もあるし。

今回「単に寒い」という話題をわざわざ引っ張って記したのも、実はこの辺を意識してのこと。このブログを30年後に振り返る機会が奇跡的に実現したとしたら、たぶんこの冬の寒さを訴えるだけの文章も、きっと色々な感慨をもって読み返すことになるのだろうな…

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