大田SC

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全山陰ベスト8!そして涙、涙のフィナーレ!

2010年11月21日 | インポート

昨日、今日6年生にとって最後の公式戦となる全山陰少年サッカー大会が開催され、10年ぶりに出場した長久は予選リーグを突破し、ベスト8の結果を残しました。またSイイチが大会優秀選手11名に選ばれました。

(予選リーグ)

・長久ー斐川(1-1)

・長久ー美保(7-0)

この結果、Dグループ1位で2日目の決勝トーナメント進出。決勝トーナメント進出は、島根5、鳥取3で、(Aグループ)アミーゴ、大社、(Bグループ)美都、湖南、(Cグループ)東出雲、就将、(Dグループ)長久、美保

(決勝トーナメント1回戦)

・長久ー湖南(0-1)

(決勝)

・湖南ー大社(1-0)

*最終結果 優勝湖南、2位大社、3位就将、4位美都でした。

*1日目の初戦の斐川戦、県大会では1-0と勝った相手、しかも学校行事でフルメンバーではないとの話。まずは確実に勝ち点3などと思っていたら、緊張しまくりで「ぼったし」何じゃ~これという感じで後半失点。完全に負けゲームの展開。そこでKイトをトップに上げて1点取りに行って、残り1分で同点。何とか勝ち点1を貰ったというか、首の皮1枚つながったという試合でした。

斐川ー美保戦は3-1で美保が勝ち。いよいよ美保戦。あまりに初戦の出来が悪く機能していなかったので、大胆に大幅にポジションを変えました(たぶん保護者さんはびっくりしたと思います。)FW、MF、DFの大幅な変更です。2トップはKイト、Kンシン、MFの中はSイイチ、Tッペイ、右ワイドにAキト、右DFにMズキという布陣です。

開始早々、TッペイのシュートをGKが弾いたところをKイトが押し込み先制。その後も得点を重ね前半で4-0。後半もメンバーを代えながら3点。計7-0の圧勝で予選リーグ1位通過となりました。後半CKからヘディングで得点したYキタカの喜び一杯のパフォーマンスが良かったですよ。

いよいよ2日目、朝米子から境港に向かうと何と霧で真っ白。10年前と全く同じ状況となりました。10年前はこの霧で試合開始が遅れたこと、結果準優勝したことなどを話していました。会場も10年前と同じ竜ヶ山陸上競技場。到着すると懐かしい風景が蘇ってきました。予想どおり1試合目の開始時間を30分遅らすとのことでした。

アミーゴー就将戦は鳥取1位と2位との対戦となり、PK戦の末就将が勝ち上がり鳥取1位が消えました。この試合アミーゴのトップの11番を就将の4番がマンマークしており一緒に見ていた保護者さんにこれがマンマークだよと解説しておきました。見事なマンマーク、そしてトップの11番も常にピッチを動き回るなどものすごくレベルの高い動きをしていました。パンフレットを見ると何と2人とも5年生とのこと、これにはビックリしましたね。

という訳でいよいよ決勝トーナメント湖南戦、U監督とどういう布陣で行くか車の中で話をしましたが、攻撃的に行こう!相手中心選手の10番に1点やられるかもしれないが「打ち合い」に行こうと同じ考え。美保戦のポジションで臨みました。

試合前、今日が小学生サッカー最後の公式戦だ。悔いを残すことないよう集大成のつもりで試合に臨んでほしいと送り出しました。前半KイトがGKと1対1になったものの相手GKのすばやい反応に決めきれず、その後もSイイチ、Aツシの惜しいシュートが外れるなど圧倒的に攻めながら、決定機を何度も作りながらGKを中心とした固く気合の入った湖南から得点できず0-0で前半終了。

後半も、決まったか!と思ったシュートを相手DFがゴールライン寸前で蹴り出す気迫のプレー。Kンシンの数度の決定機もゴールを割れず、一方的に攻めながら何度も惜しいチャンスを逃していた後半も残り3分に相手10番にボールが渡り左サイドから強烈なミドルシュート。GKのKズキもよく反応して手に当てたもののそのままゴールネットを揺らされました。これは相手を誉めるしかない見事なシュートでした。そしてそのまま試合終了のホイッスルを聞きました。

試合後多くの選手の涙を見ました。結果は残念だったけど素晴らしい内容、気迫だった、気持ちを感じた、胸を張って帰ろうと選手に言いました。ホントにみんな集中し、気迫のこもったプレーをしてくれました。ユニフォームの左袖に入れた「島根」の文字と星1つのマークに恥じない内容でした。神様は湖南の選手の執念の方に微笑んだという事ですかね。湖南の監督さんも内容は完敗でしたがたまたま1本入ってくれただけだと言っておられました。まさにサッカーに勝って勝負に負けたというかこれがサッカーだと感じた試合でした。会場では、えぇ長久負けたの?という声も聞こえたとのこと。

選手たちはホントに頑張りました。思い返せば4年生の大社ご縁カップの優勝から勘違いモード?有頂天モード?に突入し、県大会で勝ち点3を取れるチームづくりを進め、新人交流県大会、出雲ドームカップを好成績を収め、さあ全日本と意気込んだ浜田地区予選でまさかの予選敗退。どん底からの再出発でした。

三瓶合宿から始まり、西野交流大会、笠岡遠征、石見銀山交流大会、そして交歓浜田地区予選優勝、交歓石見地区大会準優勝、そして交歓島根県大会初優勝と大きな花を咲かせてくれました。お陰で念願の全山陰大会の出場権を獲得し、見事に予選リーグ突破、ベスト8の成績を残してくれました。タラレバは無いのですが・・・。素晴らしい出来だった故に・・・、もう2試合やらせたかったというのが実感です。

閉会式の後、選手みんなで色々写真を撮りましたが、保護者の皆さんの目には涙が光っていました。これで終わったのか~という思いもあり感慨もひとしおだったことと思います。

素晴らしい子供たちに出会え、多くの感動と少しばかりの悔しさを共に分かち合えたことに感謝します。大田SC、長久JSCの新たな歴史作ってくれた選手たち、ホントにありがとう!子供たちも交歓県大会に優勝し、全山陰大会でベスト8に残ったことは一生の宝物になると思います。また、超熱烈なご支援、ご協力をいただいた保護者の皆さんに感謝申し上げます。毎週のように試合で生活もサッカー中心に回っていたと思いますが、ありがとうございました。

今日は余談は無しにします。

と少し寂しいので、さわりだけ。まずは、土曜日「やむなく?」帰られた(代えられた)お父さん方ご苦労様でした。心中お察し申し上げます。(大笑)。翌朝8時にホテルに子供を迎えに来られたご労苦に頭が下がります。

土曜日の外食で居酒屋「笑笑(わらわら)」を予約したのですが、予選も1位通過し意気揚々と乗り込んだのですが、到着しても全然料理も出来てなく、乾杯の飲み物が来るまで30分近く待たされ、右往左往、爆発寸前の某保護者会長さん、ホントにお世話になりました。「笑笑」ではなく「怒怒」でしたね(さすがに参りました)

超内緒の余談ですが、誰とは言いませんが天然系キャラの超有望新人3人を発見しました。もちろん子供ではなく保護者さんです(爆笑)。

何やらモヤモヤが残りながら夜を迎えましたが、子供たちも次のステップに向けて残り一生懸命練習しましょう。12/11、12に開催される「おろちカップ」に初めて招待されました。県内外の強豪チームが集まる伝統ある大会です。実力が本物であることを証明しましょう。

さて、明日から気持ちを切り替えて、奮い起こして新人戦モード突入です。27日(土)は午前9時から大田小で、28日(日)は長久小で9時から合同練習兼セレクションを行います。【Mコーチ】