先日亡くなったホーキング博士の言葉の中で、気になったものをいくつかご紹介します。
『知性と知能指数は別物』
ホーキング博士は知性は物事とその変化を努力して知ろうとする能力であると言っています。
知能指数、いわゆるIQは努力とは関係なく、元々備わっていたものであって、知性とは明らかにレベルが違うものと言っています。
知能指数が高くなくても、興味を持った事を諦めずに努力を重ねて知ろうとする事こそ知性であり、尊い事なのだと言う事でしょうね。
珠玉のお言葉であります。
『知性とは変化に適応できる能力』
この世の中、変わらないものなんて何一つありません。
変化に適応できてこそ、そこに楽しみを感じることもできるのです。
そうですよね?ホーキング先生?
『知能指数をひけらかすことは愚か』
ホーキング先生がそうおっしゃっておられるのですから、そこは間違いないところでしょう(^○^)
持って生まれた特性を個性と勘違いしている輩は多いものです。
特性葉持って生まれたもののこと。
個性はそれを努力研鑽した結果、出来上がった創造性あるオリジナリティの事なんじゃないかな。
『無知である事を知ることが大切』
『無知の知』ですね。
ホーキング先生流石です!
『自分の運命は決まっていない』
自分の人生は決まってはいないけれど、与えられた特性にはなんらかの理由があるはず。
そこに気づいたらそれを個性にするまで猛進するっきゃないですよね!
『絶対に諦めない』
往生際が悪いと嘲笑されても、後ろ指刺されても、好きな事はやめられない。
諦めないと言うより、やめる理由が見つからないのです。
そこが研究者とわたしの違うところかもしれませんね。
わたしは好きなことしかできませんので、、、
『自分を過小評価しない』
ホーキング博士の過小評価と、わたし達のレベルでの話はかなり違うとは思いますが、自分を過小評価しているうちは前に進むことはできません。
大抵の人は自分で自分の背中を押さなければ、一歩前に進む事は出来ません。
わたしの仕事は、そうやって一歩前に進んで入塾してくださった方々に進むべき道を示す事なのだと思っています。
もちろんわたしの進むべき道を示してくださった師の教えに従っての事です。
『感謝する』
これはとても大切なことですね。
わたしは新人採用の時に、感謝のない者は採りません。
『今までの人生はしあわせでしたか?それとも不幸でしたか?』と言う質問をします。
『不幸でした』と答えた場合は採用見送ります。
マイナス思考は音楽の仕事には不向きですから。
『幸福でした』と答えた後に、両親や友人、師に対する感謝の気持ちを述べるのが普通なのですが、そこに言及しない方も残念ながら採用は見送ります。
ホーキング先生のおっしゃっている感謝は、もっと大きなものですよね(笑)
先生は、宇宙を創造したものはいないし、我々を支配する人もいない。そして、死後の世界に天国も地獄もない事を知るに至ったとおっしゃっています。
論理的ですね。
当たり前か〰っ!
人生は一度きり。
壮大な宇宙を知る事ができるのも一度きり。
それでも知る事ができることに、ホーキング博士は感謝をしていたのだそうです。
ホーキング博士の珠玉の言葉のそれぞれに、頭が下がるばかりであります。
ちなみにホーキング博士は、ブラックホールは真っ黒でも暗黒でもないし、入ったら出られないわけでもなく、次の場所に行けるところでもあるんですよ〰とおっしゃっておられます。
ワクワクしてきましたね!