検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

雪が溶けてつららになる

2014年02月12日 | 検証・電力システム
 つららは屋根の雪が溶けて水滴となって軒先からしたたり落ちます。この時、軒先の外気温がマイナスだと、溶けた水滴は再び凍結して、氷になります。

 すなわち、屋根の温度が暖かいため雪が溶けて水になり、それがマイナスの外気で再び凍る。車のつららは雪が降っている中を走行した車が駐車場に停めると、ボンネットのエンジン熱で雪が溶けて水になり、したたり落ちる途中で再びマイナスの外気温で凍結。できたのがつららです。

 軒先につららができるのはその家の屋根から熱が逃げているからです。写真の住宅を見てください。隣同士の家、左側の家の雪は完全に溶けています。しかし右の家の雪は溶けずに残っています。実は右の住宅は空家です。熱をまったく使っていないので屋根の雪は溶けません。しかし左側の家は住人がいます。なんからの暖房を使っているため、屋根の温度が上がり、その熱で雪が溶けています。

 高気密高断熱の住宅ほど屋根の雪は溶けません。雪が降った翌日、屋根ウオッチをするとよくわかります。

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