検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

猛暑日は増え、冬日は減っている 連載小説330

2013年07月12日 | 第2部-小説
 例えば、マウナロア観測所が400ppmを観測した5月9日、東京都環境科学研究所の屋上計測器は433ppmを観測、24年度の年平均は419ppmでした。

 気温の上昇にともなって、熱帯夜や猛暑日の日数は増え、冬日の日数は減っています。気候変動による影響被害額の試算研究も進んでいます。試算例は日本における平均気温上昇が3. 2℃の場合(21世紀末)、洪水、土砂災害、ブナ林の適域の喪失、砂浜の喪失、西日本の高潮被害、熱ストレスによる死亡リスクなど、被害額は、年あたり約17兆円と予測しています。

 地球温暖化は自然の生態系や人間社会に大きな影響を及ぼし、人類の生存基盤を揺るがす問題となっています。こうした取り組みをしているのが日本も参加している国連のIPCC (気候変動に関する政府間パネル)です。IPCCの人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめた評価とアドバイスに真摯に耳を傾け、地球温暖化防止、二酸化炭素排出削減に全力をあげて取り組まなければいけません。



(図出典:気象庁HP)

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