「クロライチョウのオス」~~フィンランド・クーサモに生息
春は多くの生き物にとって 恋の季節 です。 写真の「クロライチョウ」の雄も、恋のお相手を探しに、レックと呼ばれる婚活会場にやってきました。レックには多くのオスが集まり、尾羽を広げてディスプレイしながら大きな声で鳴き、メスを誘います。見ていたメスは、たくさんの中から運命の一羽を選びます。
こうして番(つがい)になった「クロライチョウ」は、交尾が終わるとすぐに別れ、メスだけで子育てをします。 オスは青みがかった黒い羽に包まれていますが、メスはオスより小さく、羽の色は茶色です。つやつやした黒いオスの羽は、ビクトリア朝時代末期から、帽子の羽飾りとして珍重されています。
(あまりにも綺麗な鳥だったので、写真お借りしました。)
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雉の:縄張り(テリトリー)
雉(キジ)は、日本の国鳥
尾っぽの長いことが特徴で、地上性のニワトリ大の野鳥です。 本州・四国・九州に分布します。 雄は濃い緑色の体で、繁殖期になると、💛型の赤い顔になり、「ケーンケーン」と鳴きながら雌を求めます。 昔から日本人とかかわりの深い鳥として、昔話「桃太郎」や、「焼野の雉(きぎす)、夜の鶴」等の、子を思う「親の愛情の深さ」を表わす例え話があります。 また「朝キジが鳴けば雨、地震が近づけば大声で鳴く」といった予知能力まで与えられていると言われます。 それにしても「国鳥」に選ばれていながら、狩猟が許されていると言う何とも不幸な鳥です。 前述の様に、繁殖期の雉の雄は、テリトリーに別の雄が侵入すると、全力でこれを排除・阻止します。 ただ、これまで排除するところを残念ながら、目撃したことが有りませんでした。 ところがですね・・・遂に今日雄キジ同士の激しい闘いを目撃しました。(咄嗟の事で、動画は撮影できませんでした。)
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