湯歩食人【とうほくじん】

東北各地を走り回る広報マンが東北の魅力を語ります

Wink 「真夏のトレモロ」

2011年08月17日 11時19分03秒 | 音楽【91~00年】
今日から仕事がスタートしていますがほとんどの職員が有休を使い本日休み。
広報は最低1名出勤しなきゃいけないと言うことで下っ端の自分が出勤し他は休み

やることないのに出勤って辛いですね…
ということで、あまりに暇なのでハナウタをもう1曲。

本日2曲目のハナウタはWinkの「真夏のトレモロ」です



この曲が出てきた理由は……

先ほど浅香唯について書いている最中『89年の“アイドル四天王”って浅香唯じゃなくWinkでも良かったのでは?』と思ったから。

で、『Winkの夏の曲と言えば?』という自答に出た答えが「真夏のトレモロ」でした


「真夏のトレモロ」は91年6月に発売された11枚目のシングル。

デビュー4年目にしてまだ11枚目のシングル……そういえば当時のアイドルは3ヶ月おきにシングルを発売し年4曲というのが当たり前だったけど、Winkは明菜様パターンで年3枚ペースだったからな

オリコンでは最高位2位、22.5万枚を売り上げました。

マニアック度の高い前作「きっと熱いくちびる」より分りやすいメロディーラインが受けたのか売り上げも

スピード感があるラテン系のリズムが気持ちいい1曲です。


Winkといえばカバーのイメージが強いけどこの曲は作詞・及川眠子、作曲:・工藤崇の純国産品。

問題作の「夜にはぐれて」以降は純国産品にこだわって(?)シングルを発売していましたね(笑)


歌詞の内容は……

♪銀色のオリオンが波間へと降りてきて
 太陽より熱い光 瞳に照りつける♪

真夏の夜の出来事がスタートです

♪あなたにさらわれ真夏のIsland
 まやかし気分で誘うOne Night 
 とろけてゆきそう心にPassion
 火を付けたから♪

明菜様の「サザン・ウィンド」に負けじとWinkもアバンチュールモード炸裂(笑)

2番では過去を脱ぎ捨てで“ケモノ”にもなっちゃてます!!

良い感じではじけたWinkでヒットしたのも納得!


この曲で南国に滞在していた彼女らは次作でシベリア方面へ移動(笑)
そう! 怪作「背徳のシナリオ」の発売です!!


売り上げもオリコン最高位3位ながら売り上げは「きっと熱いくちびる」を遙かにしのぐ19.6万枚と大健闘!!


……でもココまでかな……Winkの黄金期は……


……明日へ続く



浅香唯 「C-Girl」

2011年08月17日 10時20分40秒 | 音楽【86~90年】
お盆休みも終了。
只今、仕事(をしてるふり)中!!!

あまりに暇なのでハナウタを紹介しちゃいましょう

今日のハナウタは浅香唯の「C-Girl」です。



暑い日が続き過ぎる今、聞きたい1曲です


「C-Girl」は88年4月に発売された曲で……えっ?4月発売??
イメージ的には夏真っ盛りに流行っていた気がするんですが……??

まあ、昔は今と違って1曲の寿命が長かったから夏までヒットチャートの上位にいたんだろうけど……と思ったら次の「セシル」が8月18日発売……となると「C-Girl」は初夏のヒット曲か……。

小麦色の浅香さんがほほえむジャケ写に騙されていたかも
さらに「カネボウ'88夏のプロモーション」のキャンペーンソングだったから“=夏”のイメージが強すぎるんだろうな

曲自体の説明は入らないですよね!!

これぞアイドルソングというべきはじけた明るい曲です


そうそう88年のカネボウと言えばアイドルファンならご存じの“黄金リレー”でしょ!!
キャンペーンガールを春が南野陽子、夏が浅香唯、秋が工藤静香と“アイドル四天王”のうち3人が連投!!
担当しイメージソングも大ヒット!!

残る“アイドル四天王”中山美穂は翌89年資生堂春のキャンペーンガールを務めてます。


ではここで売り上げ比較を見てみましょう……

カネボウ
春・南野陽子「吐息でネット」 1位 30.4万枚
夏・浅香唯 「C-Girl」 1位 27.8万枚
秋・工藤静香「MUGO・ん・・・色っぽい」 1位 54.1万枚

資生堂
春(89年)・中山美穂「ROSECOLOR」 1位 27.7万枚


静香の圧勝!!!!

ナンノ&唯はこの曲が最大のヒットとなり以降は徐々に売り上げをダウンさせていきます。
静香は次作・発注ミスで誕生した「恋一夜」でピークを迎えます。

ちなみに四天王の次作は…

南野陽子「あなたを愛したい」 1位 25.5万枚
浅香唯 「セシル」 1位 22.9万枚
工藤静香「恋一夜」 1位 60.7万枚
中山美穂「ヴァージン・アイズ」 2位 25.4万枚

中山さんは前年「人魚姫」(1位 36.5万枚)でピークを迎えてから3枚目のシングルなので一概に比較できませんが…。


こう見るとキャンペーンソングって一か八かだね。
ヒットは確実だけど下手すると一気にピークを迎えちゃうもんな……。
過去のカネボウ&資生堂のCM曲って一発屋的な人多いし。

四天王では浅香唯がその良い例かも

87年にスケバン刑事のおかげで「STAR」がヒットしようやく“C級アイドル”から脱却したと思ったら翌88年にピーク。
で、89年にはシングルの売り上げが数万枚単位に激減……。

個人的には「TRUE LOVE」(1位 17.4万枚)、「NEVERLAND」(2位 14.9万枚)の“シングル連続発売”&両作共駄作が致命的だったと思うのだが

だって「TRUE LOVE」の前作「Melody」は初登場2位ながら同じ初登場・中森明菜の「I MISSED "THE SHOCK"」(3位)の上に立ったんだもん!!
1位はミリオン作品である長渕剛「とんぼ」でした……これには誰も勝てませんよ……


アイドル的には短命に終了した浅香さんですが現在でテレビで良く見かけるほど現役バリバリ

現在も芸能界で活躍できていれば結果オーライってところかな???