イン☆BOです。
ジュウスポ的には、われらが〝浪花のショットガン〟こと岡村仁選手が新鋭リーグ戦連覇なるか? が最大の焦点だった丸亀競艇の新鋭リーグ第7戦。ところが、3日目6Rのフライングで残念ながら戦線離脱となりました…。それでも、先輩の熱い魂を引き継いだ沢田昭宏選手が8位で予選通過。準優9Rで3月の福岡リーグ第4戦以来の優出をめざします。
プロペラケースにジュウスポステッカーを貼ってくれた好青年は『よしもとの競艇人間』ブログと縁が深く、主宰者のキタ○マ氏が横断幕を送る間柄だとか。デビューから2年8ヶ月後の昨年6月に初優出。1回目までは時間がかかりましたが、そこから1年で4回優出しており今回は5回目の優出&初優勝の気運も高まります。
V有力候補の4人がFに散ってドリーム組の青木幸太郎選手が負傷帰郷(大事には至っておりません。ご安心を)した今節の優勝争いは、非常にカオスな状態です。
9R
①後藤翔之②河村了③沢田昭宏④片岡雅裕⑤丹下将⑥佐藤旭
後藤選手は誰が見てもわかる節イチ。とくに伸びが素晴らしいですが、完全に伸び一本。出足はともかくピット離れが怪しく、インが取れるかは五分五分でしょう。カドに引いて捲るのが最も白星への近道だと思うのですが、やっぱりインを取れるように調整してくるのかな? プロペラ交換をしていたら、間違いなくイン主張狙いです。何か波乱のニオイがしませんか? 出足関係はトップ級の河村選手は3着は外さない。丸亀は最近5節で3優出V1。地元戦のスタートに絶対の自信を持っている片岡選手も絶対にブチ込んでくる。ここに沢田選手を加えた②③④ボックスはどうでしょうか?
10R
①平本真之②金子拓矢③麻生慎介④長畑友輔⑤坂元浩仁⑥海野康志郎
2日目終了時点では平本のVを確信していました。上がり時計がやたら早く2番目の選手との持ちタイムの差は1秒半。周囲からも「後藤と平本は別格」の声が多く聞かれたそうです。唯一の心配のタネが平本選手本人のコメントが芳しくない点でしたが、その不安は4日目に的中してしまいます。前半戦で6着を取ってしまったことで、場内インタビューでも弱気発言が聞かれました。エンジンが出てるときは「出てます」とハッキリ口にするタイプだけに心配ですね。狙いはナイターの時間帯の伸びが強烈な金子選手。早いスタートは厳禁の麻生選手も2、3着には絡んできそう。①②③、②③⑤、②③⑥のボックス狙いです。
11R
①古賀繁輝②稲田浩二③岩田優一④山口達也⑤上野真之介⑥永瀬巧
平本選手に代わって予選首位通過を決めたのは古賀選手。今節の64号機は2節前に丸亀を走ったときに引いたものと同じで、偶然とはいえすごいです。上位級は間違いない足なのですが、こちらも場内インタビューなどの雰囲気を見るかぎり何か歯切れが悪い。それだけに絶対勝つと断言できません。稲田選手はオーシャンカップの予備1位。SG初出場の可能性が残っているだけに間違ってもFは切れない。そこで狙いは山口選手。チルトの上げ下げだけで伸び型からピット離れ仕様まで変幻自在のプロペラがあります。ここはおそらくカド狙い。伸び仕立てからの一発で丸亀連続優出を決める可能性は十分だと思います。④流し。もし、競馬の日本ダービーで最後の18番目のイスにすべり込んだメイショウウズシオが絡んだり、笹川賞で6枠に繰り上がった岡崎恭裕選手が絡むようなことがあれば、ぜひとも永瀬選手を買ってください。1度は準優次点で涙をのみましたが、ノーカウントの一般戦でFが発生して繰り上がりました。今節挙げた2勝は、どちらも他人任せのラッキー勝利。ツキだけは〝節イチ〟です。
笹川賞の後は、ぜひともまるがめブルーナイターでお楽しみください。