十三スポーツ

大阪発・男の本音満載!楽しさ&自由な新感覚ブログ空間を皆でクリエイトする『ジュウスポ』です。

第8回 浜名湖笹川賞十スポカップ 結果発表

2010年05月30日 21時04分54秒 | 競艇
管理人です。

笹川賞の優勝戦、皆さんご覧になりましたでしょうか。
白井選手の待機行動違反で繰り上がり出場の岡崎選手が、まさかまさかの大逆転。
針の穴をつつくような見事な捲り差しから、魔法としか思えない超抜の伸びで先マイを決めた池田選手を追い抜きました。
池田選手は、イン側の岡崎選手を抑えきったと思って外を牽制に行ったのだと思うのですが、まさにその瞬間からグイグイ伸びていきましたね。
全国スター候補制度が始まって最初のSGウィナーとなった岡崎選手、今後のSGでも大いに暴れていくと思います。


2連単でも一万円越えの超大穴ですし、ジュウスポカップも岡崎選手の優勝は誰も予想していなかっただろう・・・
と思いましたが、たった一人だけ、島あたるさんだけが岡崎選手を優勝戦予想に入れていました。
しかも優勝枠で、です。
優勝戦に3選手残ったひこにゃんこさんの得点も追い抜き、見事優勝となりました。
おめでとうございます!
島さんは、前回の総理大臣杯十スポカップに引き続き今年V2達成です。通算3度目の優勝となりました。
なお、年末十スポGPの出場権利は、島さんがすでに出場権をもっているため、繰り上がりでひこにゃんこさんに与えられます。
ひこにゃんこさん、年末十スポGPもよろしくお願いします。


今年の笹川賞は準優で有力選手が次々と沈んでいき、優勝戦が最終日のレース中平均年齢が一番低いという若さ溢れる結末でした。
若手がじわじわ台頭してくるのは、とても喜ばしいことだと思います。
来年の笹川賞も、若手が元気に活躍してくれるといいですね。


では、次回十スポカップは6月の大村グラチャンにて開催です。
皆様、より一層のご参加をお待ちしています。

最後は締めるぞ! 警報さんに任せろ! 笹川賞~⑥~

2010年05月30日 16時32分09秒 | 競艇
 こんにちは、警報です。いよいよ浜名湖SG「笹川賞」の最終日を迎えました。準優はそれぞれ見所があったり、考えさせられるところもあったり、さすがSGの準優という印象でした。

 優勝戦メンバーを見た印象は、スリット勝負になるなと思いました。向かい風が朝から強く吹く最終日は、どうしても強気にスタートがいけるかに限ります。足的にはセンター今村の仕掛けがポイントになるはずですが、内2人は気配が微妙でもスタートは攻めるタイプです。特に4000万円がかかるSG優勝戦ですから、負けてもスタートは遅れないって心理面が働くはずです。

 となれば、センター勢は攻めづらくなると思いますので、結局は池田が先マイしているでしょう。何度もSGを見てきて、優勝を取るには流れが大事なのは本当に痛感しています。特に、レースの流れ、リズム、そして巡ってきた絶好枠。これが見事にかみ合った池田は、そう簡単に負けないと思います。

 で、問題は相手です。今村が攻める展開なら新田、山口の差しですが、その2人がお互いに意識し合うと、大外・岡崎の最内差しが浮上します。繰り上がりの優出ですが、こういう時こそ自然体でレースができるもの。準優を見ても、足は伸び型ですから、しっかり差しハンドルが入れば、バック伸びて2Mは2、3着争いに加われるはずです。本線の①⑥流しに1500円ずつ、押さえの①流し⑥に1000円ずつで今節を締めたいと思います。

 今日は朝から場内は超満員。アッキーナ(南明奈)のイベントが行われるのもありますが、SGの優勝戦らしくスタンドは活気に満ちています。では、全国各地で優勝戦をお楽しみください。

優勝戦はスリットの支配者、菊地孝平に注目せよ!

2010年05月30日 16時31分31秒 | 競艇
みなさんご無沙汰しております。フリーライターの遅々さわるです。

笹川賞はいよいよ最終日を迎えました。 優勝戦はなかなか興味深いメンバーが顔を揃えました。百戦錬磨の猛者たる池田が菊地が今村が外に陣取るやまと養成3選手を相手にどんなレースを見せてくれるのか? ここで総理杯の山口剛に続いて外枠勢が制するようだと競艇界は一気に世代交代の波が押し寄せてきそうです。

そう考えると非常に重要な意味合いを持つ今回の大一番、私のイチ押しは2号艇の菊地孝平です。

菊地は頭脳明晰かつ抜群の身体能力を誇り「本栖研修所始まって以来最高の人材」とまで謳われた男です。 もし彼がSGの舞台で活躍する選手にならなければ根本的に選手養成の方法を考え直さないといけない、と関係者の間で言われたほどです。

そんな彼の持ち味はなんと言っても艇界最高のスタート力。ある評論家がこんな事を言ってました。「今の艇界は平均Sがコンマ15なら記念級、17だとA級、21で並の選手。」つまり、コンマ06というタイミングの間に約1500人の選手がひしめき合っている訳です。そんな中で菊地の前期の平均Sはコンマ12、前々期はなんとコンマ10。これはもう人間業ではありません。

まばたきよりも早い、まさにミクロの世界でしのぎを削るフライングスタートの頂点に立つのが菊地孝平なのです。

もちろん、素質だけで活躍できるほどこの世界はヤワではありません。デビューしてほどなく、A級入りを果たし「これから飛躍を!」と期待が集まった頃、レース中の事故で大怪我に遭います。それも選手生命をも危ぶまれるほどの深刻なものでした。しかし、それを克服し現在の地位を築き上げたのは素質だけでなく血のにじむような努力があってこそでしょう。

今節の菊地は選手班長の重責を担っています。52選手のまとめ役という立場上、事故はできません。ましてや準優という大事な勝負どころでのスタート事故は絶対にご法度。それでも彼はコンマ03の飛び出しを決めました。「向かい風が思った以上に効いていたんで早めに起こしました。」そして80メートルで時計を確認、軽く放って決めたのがあの怒涛の快ショットだったのです。

さて優勝戦です。実績平凡のモーターかつプロペラの調子が最近思わしくないこともあり舟足は決して威張れたものではありません。しかし菊地には誰にも負けないスタート力があります。そして誰よりも大きいファンの声援を背負って水面を走ります。この地元水面でのエールは何よりのアドバンテージになるのではと私は考えます。

誰よりも見慣れた浜名湖の景色、誰よりも見慣れた空中線、そして誰よりも分かっている大時計との阿吽の呼吸で勘を研ぎ澄まし取っておきの一撃を叩き込むでしょう。

決まり手は2コースからの先制まくり。 今年の笹川賞は菊地の優勝で幕を閉じる!

珍しいラフプレー、今村は本気で獲りにきてるぞ!  【元業界人・御淫居】

2010年05月30日 16時31分26秒 | 競艇
ご無沙汰しております。御淫居です。

M記者さんから笹川賞予想の依頼を受けました。老いぼれの手も借りたいほど十三さんはお困りで?わかってますよ。笹川賞を何としても盛り上げたいというその熱意。十二分に伝わってます。

1 池田
2 菊地
3 今村
4 新田
5 山口
6 岡崎

昨日の準優を見て今村の本気を感じました。これは獲りにきてると。恐らくそう多くないチャンスの最後かもしれないと。何より狙える足だと。あの2マークは今村の決意と受け取りました。

バック2番手を走る松井が2マークで構えたところ、5番手の今村が松井の内懐まで寄りつき、すくうように突進しました。2マークの写真を見れば厳しく映りますが、相手を転覆させるほどの無茶な突進ではなく、ちゃんとハンドルを入れての「押し」のようなものなので、違反は取られていません。ルール内ですからなんら問題なし。弟子の白井に「ギリギリの妙」を教えるかのようでした。

よくあるシーンながら何十年も前から今村のレースを見ている者にとっては、少々驚きました。今村は艇を当ててまで勝ちたくないというのが信条。突進、切り返しなんでもありの不良航法なき時代でもそれを貫いてきたのです。

残された時間はそれほど長くない。これが正解だと思います。

あの足なら3枠はちょうどいいでしょう。菊地は今村に捲られぬようスタートを行く。菊地が捲れば差しへの変化。菊地が差せばそのまま外を元祖全速ターンで攻めればいい。

展開を自在に待てる余裕が今回の足にはある。もちろん歴戦で鍛え抜かれた平常心も強い味方。今村が差すか捲るか、その瞬間にならないと本人もわからないと思うので、フォーカスは絞れません。

③流し。私の舟券はこの2連単5点です。

舞台が大きいほどこの選手のイン戦は強い…

2010年05月30日 16時31分22秒 | 競艇


 イン☆BOです。

 M記者さんの深読み予想と警報さんの現地情報による予想対決も必見ですが、僕も全く違う形で参加させてください。


 競艇記者デビューは8年前。野沢大二の平和島総理杯Vの直後で、仕事として最初に迎えたSGは02年の尼崎笹川賞(優勝は西島義則選手)でした。当時の先輩記者が開催の1週間以上も前から特集記事を書いていたのですが、その連載タイトルが『ワールドカップよりも笹川賞!!』。日韓共催のW杯直前でサッカー界が空前の盛り上がりを見せていた時期だったので、そのインパクトに驚きました。僕も記者生活の中で1度はこの傑作を超えるキャッチコピーを考えたいものです。


 さて、笹川賞優勝戦は興味深いメンバーになりました。ボートレース界の過去、現代、未来を支えた(支える)3世代のガチンコ対決。歴史が変わる瞬間ってその現場に居合わせていてもなかなか感じられませんが、あとで振り返ると「あ~、あのときがそうだったんだな」と思うときは多々あります。今年の総理杯や笹川賞も、のちのちそう思える大会になることでしょう。


 優勝戦1号艇は池田浩二選手です。池田選手は昨年の多摩川総理杯でも優勝戦1号艇でした。準優12Rで1着だった今垣光太郎選手が待機行動違反で賞典除外。本来は2号艇だったのが1号艇に繰り上がりました。各紙が「優勝戦は今垣が◎」を社内に伝えた後でしたので大騒ぎになった記憶があります。今回も白井英治選手の賞典除外による繰り上がり(?)の1号艇。強運を引き寄せる何かを持っていますね。ちなみに、昨年の総理杯は1号艇の池田選手ではなく3号艇の笠原亮選手に◎を打ちました(実は在阪スポーツ6紙全てが笠原◎)。「何でみんな池田にせんかったん?」といろんな人に言われましたが、そのときは今垣選手が1号艇でも「笠原◎」を考えたくらいでしたからね。まあ、雰囲気にのまれた予想だったかもしれないけど、後悔はしていないしいい思い出です。


 今回は現地に行っていないので冷静すぎるくらい冷静に分析できます。現場の空気が読めないとなると頼りはデータ。池田選手のイン戦の記録をいろいろ調べてみました。

 まず、今年は今大会の直前までイン戦を29回走って21勝、2着6回。着外は大村一般戦の2日目(吉川元浩選手に捲られた)と総理杯3日目(坪井康晴選手に差された)の2回だけです。今節のイン戦は1回で2着でした。

 そして、最近5年間の「優勝戦=イン」のデータも調べてみました。こちらは12回走って優勝10回。2着1回、着外1回。驚異のV確率です。2着に敗れたのは昨年11月の児島周年(優勝は出畑孝典選手)だけ。着外は08年蒲郡の正月戦(4着)のみとなっています。素晴らしい集中力ですね。

 ついでに「準優=イン」の1着回数(最近5年)を調べたところ20戦16勝。勝てなかった4レースにしても、昨年の常滑競艇王チャレンジC、今年の徳山MB大賞で2着と優出は決めています。ここぞというときのイン戦は負けないということでしょうか?

 さらにさらに優勝戦に乗れなかったとき、最終日の優勝戦以外のイン戦のデータ(同)も調べると30走して24勝。とくに賞典レースで1着が多いです。シリーズ後半戦、そして舞台が大きくなればなるほど池田選手のイン戦の信頼度は高いということです。


 まあ、机上の結論ですが池田選手が負ける確率は低いです。優勝戦のコメントはいつものように〝泣き〟が入った辛口ジャッジですが、池田選手もファンを惑わせているつもりはないし、ファンにしてもその辺は織り込み済み。額面どおり受け取る人はいないでしょう。すっきり勝って『初代ボートレースチャンピオン』を襲名してください。舟券は①から。


 以上、さきん子さんだけが喜びそうなデータでした(笑)