十三スポーツ

大阪発・男の本音満載!楽しさ&自由な新感覚ブログ空間を皆でクリエイトする『ジュウスポ』です。

提案!芦屋モーニングレースで3連勝式を後半限定にしてみては?

2010年06月20日 08時55分00秒 | 連載・私の競艇改革案

M記者です。

毎夜のことですが、昨晩もある人と競艇談義をしていました。そこで話題になったのが芦屋のモーニングレース(7月9日から10月19日までに開催される全15節)について。業界初、公営競技の中で最も早く1Rを開始するということで、関係者の間では今から注目されています。

さて、どれだけ売り上げが伸びるのか?

利点といえば、ナイターレースと完ぺきに棲み分けできること。

これだけでもいくらかの売り上げ増は見込めるでしょう。

芦屋さんはさらに考えました。

特色のある番組として1~3Rは1号艇にA級選手を入れ、4Rは進入固定(通常開催時は5R)。朝のうちはいわゆるガチガチの本命番組を組もうというわけです。

大村さんもそれで売り上げを伸ばしてますからね。

口が酸っぱくなるほど言って書いてきましたが、3連単を続ける以上、売り上げ増は期待できません。確実に減っていきます。早く決断しないと息絶えるでしょう。詳しくはこちらを読んでください。

何らかの事情で3連単を廃止できないなら…苦肉の策がガチガチ番組を組んでお金を回していくことでした。大村さんはグラチャンのPRでも「インが日本一強い大村で大勝負してください」とアピールしていましたが、レースが単調になることに目をつぶって、売り上げ増に照準を絞っています。3連単を続けながら生き残るには、これしかないのです。

そこで芦屋さんに提案!

この際です。モーニング期間中、思い切って3連単の発売をやめてはどうですか?すべてが難しいなら3連単は後半限定にしてもいい。

お金を回すことに全力を尽くすなら、このチャンスを逃すべきではない。これ以上のきっかけはないんです(たぶん他場も期待してますよ)。

芦屋のホームページを見るとレジャーチャンネルが3Rまで完全中継するとも書かれています。

各スポーツ紙にも出走表の掲載依頼があるはず。

これだけ環境が整えば“結果”は必ず出ます。

その“実績”をタテに他場が続けば、3連単の後半限定、廃止が実現に向かうはず。どの場も本音はやめたいはずなんです。

みなさんの意見もお聞かせください。

日モ競様!競艇“重勝式”は3着当てにしてください!

2010年01月27日 16時25分39秒 | 連載・私の競艇改革案
自宅でを楽しんでいるM記者です。

今朝、スポニチを読んでいたら「日テレ中継解説、赤星氏らが加入」の見出しに目が止まりました。

私の勤務するスポニチの評論家・赤星憲広さんが鰐さんの勤める日テレで解説するそうです。

これも何かの縁?赤星さんにはジュウスポステッカーを進呈しましょう

ページをめくっていくと、園田競馬面に「5重勝発売開始、的中者は1人」の見出し。

先日、鹿谷弥生ちゃんに登場してもらった園田の5重勝単勝式が発売になり、いきなり的中者が出てしまったという記事。

出てしまった…と書いたのは、払い戻し金額が154万円で大きなアピールにならなかったから。施行者さんは前回の来社時に「しばらくキャリーオーバーしてもらって、2億円の払い戻しってなれば話題になるんですけどね」と言っていた。

ギャンブルを愛するFデスクは「園田はランダム方式?アカンわ。ギャンブルファンをわかってない」と言っています。

コンピューターが選んだ数字に感情移入はしにくく、本場でも買えないとなれば、起爆剤になるのは難しいでしょう。

JRAは重勝式発売を決めている。競艇はやらないのか?やるとしたらどうすればいいか?

08年に競輪が重勝式を導入した時、競艇の重勝式導入について日モ競や施行者に取材し、150行程度の不定期連載「競艇に未来を」を書いた。しかし、スペースの都合やなんやらで掲載できず、お蔵入りに。今回園田の件でそのことを思い出し、パソコンから引っ張り出してきた。それをベースに競艇の重勝式を考えてみたい。

まずは問題点から。競艇には1日2回走りの選手がいる。前半の事故が原因で後半の対象レースが欠場というケースはどうするのか。

マークカードすら全国統一されていない現状では、競輪のようにネット銀行を使用するしかない。この時点で購入できるファンは限られてくる。平均年齢が60歳を大きく超えている現在のファンにネット銀行を説明、使用してもらうのはかなり難しい。

注目度の高い、売り上げが期待できるGⅠ、SGでは、操作技術に大きな差はなく、エンジン力、スタート力も揃うから1号艇が1着になるケースがかなり多い。自分で買い目を選べるセレクト方式では、当たったとしても配当が安く、インパクトに欠ける(ランダム方式は論外である)。

問題は山積み…いや、待て!インの強さを逆手にとればいいのだ。

何も対象を1着に限定する必要はない(重勝式という以上、1着でないといけないならそれで終わりだが…)。

後半5レース~7レースの【3着】をすべて当てる。

私は3連単廃止論者だ。下降線をたどる売り上げは、それが最大の悪因と思っている。

そんなやっかいもんの3着だが、これなら3連単導入当時の輝きを取り戻せる。

なぜ3着か?これが大切だ。

まず4~6着は事故もあって対象にはできない。

3着というのは舟券を買う側にとって微妙でほどよい着順なのだ。

競艇の知識がないと当てるのは難しいし、逆に知識が豊富でも偶然的要素が大きいので簡単に当たるわけでもない。

初心者でもスポーツ紙や専門紙を買って少し勉強すれば、プロと同じレベルで重勝式を買える。そうするうちに立派な競艇ファンになっちゃうという仕組み。とにかく競艇に触れて考えてもらうことが大切なのだ。

高額配当で競艇に目を向けさせ、それを新規ファン獲得に結びつける。この【3着当て】は最高の教材かもしれない。みなさん、どうですか?

2年前の原稿では「世界のナベアツを起用して【3着当て】をアピールすればいい」と書いた。

「3ブーム」は去ってしまったが、それでもナベアツさんにこのCMに出演してもらい、あの時の輝きを取り戻してもらいたい。

以上が私の考え。みなさんの意見もお聞かせください。

このブログは日モ競さんも見てくれているので、あなたの声が届くかもしれませんよ!

M記者もシリーズ戦と新鋭王座に物申す!

2010年01月08日 18時46分54秒 | 連載・私の競艇改革案
M記者です。

Dー1参加者のみなさん、頑張ってますか?

私は計量から36時間後の今朝10時、早くも大台を割りましたよ~(89・6キロ→3・1キロ減)。

このペースでいくと2月末には2・7キロになっちゃいますね~。

計量前にガブ飲みした水分が抜けただけ…という節もありますが。



早朝、鰐さんからこんなメールが届きました。

「ボートボーイ最新号お読みになりました?森大輔さんの競艇記者バカ一代というコラムを読んでもうビックリですよ。私が2日前にブログで書いた賞金王シリーズに物申す!http://ameblo.jp/wani0512/と、そっくりの内容だったんです。M記者さんと同じ考えの記者さんもいるんですね~。うれしくなっちゃいましたよ」

昼食時に読ませていただきました。競艇を何とかしたいという熱い思いがひしひしと伝わってくるいいコラムでした。

同じ方向を向いている記者がほかにいるというのは、うれしいかぎり。同志に出会えた、そんな感じです。

森君といえば、ある人から紹介された時に「関西にいる時にMさんの原稿を読ませていただいてました」と持ち上げてくれたんです(そういうことだけは忘れません)。

ピットでもムチャクチャ取材しています。選手にもかなり食い込んでいる。心から競艇が好きなんだな~と思いましたね。この仕事がしたくて入ってきた人間は情熱が違う!ジュウスポにも書いてくれないかな~。

詳しい内容は「競艇に物申す!」と「競艇記者バカ一代」に譲りますが、簡単にいえば、誰もが変だと思っているSGグレードの賞金王シリーズをやめて、代わりに新鋭王座を開催すれば…というものです。

以前も書きましたが、新鋭王座はどんどん魅力のないものになってきています。

まず登録7年未満から6年未満にしたこと。スターを手っ取り早く作ろうとして、逆に失敗したケースです。

スターの少ない大会にファンは興味を示すはずがない。

層の薄いところでチャンプになっても、それは「運がよかった」だけで、真のスターになり損ねた選手もいる。

優勝者を卒業させるルール変更も「改悪」でした。田村隆信や石野貴之が早々と姿を消したのです。彼らがいれば後の王座も白熱しただろうに…。

さらにはリーグ戦優勝者のF休み辞退。これも以前討論しましたが、なんのためのリーグ戦、優先出場なのか分かりません。売り上げを上げたくないとしか思えないルールです。

どうしても賞金王シリーズをなくせない、どうしても新鋭王座を7年未満に戻せないというなら、こんな案もあります。

新鋭王座の出場人数を半分にして実力上位者の濃い戦いにし、ぽっと出の優勝者が出ないようにする。それに合わせてシリーズ戦のメンバーも半分にし、これまたハイレベルの争いとする。こうすれば賞金王決定戦の最終日は優勝戦が3つになります。ワクワクしませんか?

決定戦でいえば、韓国競艇のトップクラスの選手を招待して、最終日に1レース組むのも面白いのでは。どんなレースをするのか、レベルの違いは?韓国に競艇があるのは知っていてもなかなか見に行けませんもんね。本場に行ってみようかなという気になりませんか?

招致するにはライセンス等の問題もたくさんあるでしょう。舟券の発売が無理なら模擬レースでもいい。賞金王を見に来て、韓国競艇に興味を持ったファンが韓国に行きたいと願えば、ツアー等の仕事も生まれる。業界関係者もそれで潤うんです。

新鋭王座を賞金王に組み込む利点はまだあります。

GⅠ周年記念の単独開催を増やすことができる。地区戦を賞金王のある12月に移行させるのと同じ理屈です。

競艇復活を心から願う者にとっては誰もが思いつく改革案です。一度、考えてもらえないでしょうか。

 「さよなら3連単…」が実現に向かって動き出しているんじゃないかという深読み

2010年01月04日 00時18分17秒 | 連載・私の競艇改革案
M記者です。

年賀状ネタをもう一つ。毎年ドキッとするのが学生時代に親交があった女性からの写真付き年賀状です。今年も数枚届きました。

私が送らなくても毎年届きます。

幸せになった自分を見せつけたいのでしょうか?

その中の1枚に娘2人と写っているものがありました。娘は母親とそっくり。「あと3、4年したら…」。青春時代を思いだし少しムクッときました。

みんなマジメになっちゃってるので、たまにはアホネタも入れないとね。

しかし、ここからはマジメです(○●ばかりじゃ示しがつかないので)。

昨夜、社内で話題になったのが本日の住之江の番組。

「M本、ドリーム組が1Rから12Rまで全部1人入ってるわ。パーフェクトしたようなもんやで。ヒモ抜けさえせんかったらな」

番組を見ると確かにそう。印も上下とも12Rまで◎が揃っています。

SGでは何度か見たことがありますが、オール大阪では恐らく初めて。

実力差のあまりないSGとは違い、オール大阪ではそれが天と地ほどある。

いくら正月(1月3日)の日曜日とはいえ、ガチガチすぎないか?

「なるほど、そういうわけですか。3連単廃止の日も遠くないかも…」

競艇ツウのみなさんならもうお分かりでしょう。業界が何をしたいのかを。

売り上げを伸ばすには堅い番組を並べるしかないんです。3連単がシェアの大半を占めている現状では…。レースは面白くなくても、お金を回して行くにはそれしかない。低配当ならたくさんの人が次のレースにお金を投入できるからです。

1月1日以降を初日とする節の番組編成の見直しも方向性は同じ。新人B2選手や選責スタート事故者を外枠にするというのも、本命をしっかり勝たせやすいから。

レースを単調にしてまで、しなくちゃいけないんですかね?

3連単廃止、もしくは限定にすれば済む話だと思うんですけど。

業界には3連単を最初にスタートさせた意地があるんでしょう。3連単はダメだと誰もが分かっているのに自分からは言い出せない…。

スタート練習(スタ展)の復活もそうでした。売り上げ減の最大の原因とされたのに、なかなか重い腰をあげなかった。スタ展が開始された時には時すでに遅し。起爆剤になるどころか、進入争いに折り合いをつける道具にしかならなかった。

あくまで私の読みですが、今回の流れは本命レースを意図的に増やすことによって、売り上げが上がれば、お金が回る2連単を主流にするようなシステムに切り替えるのではないか。

考えてみてください。

2連単しかなくなっても競艇場に足を運ぶでしょ?電投やボートピアで舟券を買うでしょ?競艇の魔力にとりつかれた者はそんじょそこらのことで競艇を離れたりしません。

それより3連単の本命番組をズラッと並べられる方がどれだけ嫌か。

長くなるので、ここから下は時間に余裕のある方だけ読んでもらいたい。

私が「競艇に未来を!」という不定期連載で08年3月に書いた「さよなら3連単、お帰り大口さん」です。いまと事情やルールが違っていることもあるが、訴えたい思想は変わっていません。

 競馬、パチンコ好きの若者を競艇ファンに変えちゃうう秘策…前回のウミガメ作戦には読者はもちろん、広告代理店ら各方面からも賛同の声が届いた。それに気をよくして考えた次なる改革案は、消えた大口ファンを呼び戻す「さよなら3連単、お帰り大口さん」。
 屋台で一杯やっていると競艇好きの主人がこんな話を振ってきた。「(賞金王常連の)××選手が嘆いてましたよ。3連単が主流になって、売り上げを支えてきた大口ファンが消えたって」。3月16日付けの本紙コラムでも競馬の菱田記者が「急成長を遂げた韓国競輪は“低配当こそが売り上げアップ”の思想を徹底して3連単は発売していない」と書いている。

 読者からの投書でも「次は2連単のシェアを伸ばす方法を考えてください」というのが複数あった。そう、みんなもう気づいているのだ。3連単はダメだって…。競技としての競艇は、3連単の導入で明らかに進歩した。3連単は配当的魅力も手伝って爆発的にシェアを伸ばした。しかし、肝心の売り上げは…。

 理由は簡単!3連単はなかなか当たらない。不的中が続けば“タマ切れ”で最終レースまでもたない。逆に一発当たって多額の払い戻しを受けると「もうやめよう」と守りに入る…。これが人間という生き物なのだ。

 3連単ではお金が回っていかない。当然、1人1日購買額は少なくなる。前半が連複、後半から2連単という旧スタイルは、じれったさこそあったが、最後まで遊べた。1人1日購買額も今とは比べものにならないほど多かった。

 知人に大口ファンが何人かいたが、みんな2連単で勝負していた。3連単は危険すぎて本気では買えないからだ。2連単をベースに流しても人気選手が3着なら激安。3着は展開に左右される確率が高いというのに…。せっかく的中したと思っててもFが1艇で出れば、半分の60通りが返還となる。これではマジになれないのも分かる。

 3連単がシェアを伸ばすにつれ、大口は姿を消していった。投票の少ない2連単にぶち込むとオッズが下がり自分で自分の首を締めるからだ。ちなみに昨年1年間の全国シェアは3連単86・1%、2連単10・4%。数字がすべてである。

 分かっちゃいながら一発長打の魅力が捨てきれない大多数の客に、2連単を買ってもらうには…?こんな特典をつければどうだ。予算的に厳しいのは承知の上で書く。昨年4月の法改正から可能になった払い戻し率(現在75%)の上乗せを2連単に適用すれば確実になびくだろう。とにかく「2連単なら最後まで遊べる」ことを思い出してもらうことが大切なのだ。

 そうやって2連単のシェアを伸ばし、大口が安心してぶち込める環境が整えば、次は競馬のように3連単を後半4レースに限定する。次は後半3レース、次は2レース…その頃になれば大口は戻り、払い戻し率も元に戻せるか。そして最後は自然消滅。これなら誰も傷つかず、3連単とオサラバできる。

優先出場を考える

2009年10月15日 19時04分39秒 | 連載・私の競艇改革案
 御淫居です。

 コメントは何度かさせていただきましたが、投稿は初めて。十スポを取り締まるコミッショナーの鰐さんから「ぜひ」ということで、素人ながら書かせていただくことになりました。よろしくお願いします。



 鰐さんと食事をしているときに、二人してある疑問にぶつかりました。

 優先出場ってありますよね。SGでも新鋭王座、女子王座でも。

 「優先」のはずなのになんでF休みが重なると出られないんでしょうか。

 SGの場合は確か前年度覇者と賞金王優出完走者、直前のSG勝者がそれに該当しますよね。賞金王戦士や旬の選手だけに売り上げも期待できます。それがF辞退により出られなくなるのは、興行的にもマイナスだと思うんです。

 確かにFを抑える役目は果たしているかもしれません。ファンは違います。選手が豪華であればあるほど、舟券購買欲にかられます。

 新鋭や女子リーグもそう。せっかくリーグ戦を勝ってもF休みで出られないと、リーグ戦で優勝者を決めた意味がなくなる。王座の開催地以外で切ったFが原因で王座に出られないのは開催場にとってもむなしい話です。

 どうしてもF休みを守るならば、リーグ戦準優勝者を繰り上げるべきではないでしょうか?それがリーグ戦の意義であると私は思うのですが…。

 今年もある優先出場者がSGに出られないことで賞金王への道が断たれました。Fを切った責任が本人にあるとはいえ、ファンとしては残念でならない。

 関係者の皆様、優先出場の重みをもう一度考えてもらえないでしょうか。お願いします。