宮城県石巻市。津波で散乱した震災ゴミが道端に積み上げられている。
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津波に襲われた後、さらに火災に巻き込まれた小学校。
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津波で押し流された家屋。後は市民病院。
阪神大震災、いやそれ以上の悲惨な光景が大阪から九州までの距離に渡って延々と続く光景を想像できますか?
道は狭いし、路肩にはガラスや金属片が多数落ちており、スペアタイヤは何本あっても足りない状況。さらに海風で砂埃が舞うのでマスク、軍手がないとそこに立っているだけでも苦しい。
高速道路は全線開通したといっても、道路は凸凹なので制限速度を守っていても車のサスペンションをこすったり、天井に頭をぶつけたり…。
同級生は福島第一原発から約5㌔の福島県双葉町で被災。「スライムのような半固体の津波が襲ってきて、ひざ下までしか浸かってないのに足元がよろめいた」と命からがら逃げ出した。
その後は言うまでもない。「将来、たとえ政府に『もう住んでも良い』と言われても帰らない」と故郷は放射能汚染によりゴーストタウン、廃墟となった。
競艇界は4月から「東日本大震災 被災地支援競走」としてレースを再開することが決まり、被災地へ10億円の支援金を送ることになった。
被災地の復興にお金が必要なのは言うまでもないが、被災地が現時点で求めているのはお金なのだろうか? 被災地で感じるのは、今最も足りないのは人手だ。