喜多方市でこけしをやっていると今まで聞いたことがない。
宮城の白石や鳴子、土湯こけしなどは有名です。
しかし、喜多方で木地師の手仕事として東北で生まれた伝統こけしは現在12系統。ハイ!みんぽう3月号より。
別系統やまねはご法度。伝統こけしを受け継ぐ井上はるみ工房では
両親の作っていた弥次郎系の弟子になって母のようにこけしを作りたくて女性には危険な重労働で当然と思って受け付いた。
私もろくろ回しは経験があるが、絵付け迄その生地を挽く物つくりの基本おろそかにしてはダメと言い聞かせてやっているはるみさん。素晴らしいことである。師匠のやり方を取り入れ生み出すことが伝統こけしである。やはり凛とした気品がある。