北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

「7.24さようなら!志賀原発集会」に3,000人!!!

2011-07-24 | 脱原発
 県内各地から、そして富山県や関西からのメンバーも加わり、なんと3,000人もの市民が集まって、志賀原発の再稼動反対を訴える大集会が金沢で実現した。



 続々と金沢中央公園でに集まる参加者。



 実行委員会を代表して、主催者挨拶をする岩淵正明弁護士。
 「廃炉は国民世論。いまこそ原発を止めるとき」


 続いて平和センター柚木代表。
 「ヒロシマ、ナガサキ、ビキニで核の怖さをもっとも知っている日本がフクシマで世界に対する加害者になってしまった」

 
 志賀原発に卒業証書授与。「お疲れでした、もうあなたはいりません」


 飯館村の学校職員、愛澤卓見さんから飯館村の報告。
 「当初は情報がなく逃げられなかった。むしろ飯館より放射線レベルの低かった南相馬市から多くの市民が飯館村に避難してきた。」
 「3月16日、ようやくテレビやインターネットが通じたが、ボランティアをしており、しかもガソリンがなく逃げられない」
 「3月25日、ようやく汚染の情報が入ったが、10マイクロシーベルト以下だから生活できる、野菜も食べていい、というとんでもない情報が流れた。村は安全宣言を出し、避難していた子どもたちも帰ってきた」
 「4月11日、ようやく国は避難区域に指定」
 「牛肉のセシウムが大きなニュースになっているが、当時は牧草どころか私たちが直接食べる野菜だって安全だと言われていたことを改めて指摘したい」
 「内部被曝調査をおこなってほしいという運動を展開。国の対応は極めて遅かった」
 「すべてを疑ってほしい。自分たちが不安定なところにいることを知ってほしい」
 限られた時間であったが、自身もかなりの内部被曝を受けている愛澤さんの訴えは参加者に重く響いた。

 パレードの一コマ










 金沢中心街を約1時間パレード。途中から参加する歩行者もいて、隊列はどんどん長くなる。

 参加された皆さん、お疲れ様でした。
 
※集会会場で参加者2,000人と発表されましたが、その後の参加者数の確認で3,000人に変更されました。



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