羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

再 べっぴんさん 二十四週目

2019-03-17 23:30:39 | 日記




 騒動解決前の会議で、すみれが不景気でも事業を進めようといきり立つ君枝の息子を「映画を撮りましょう!」と超変化球でいなす件は最初の放送当時、どういうことだっ?! とザワザワさせていたことが思い出される。連続して放送される朝ドラで倒置法は混乱するっ! 確信犯的というより結構天然だし。倒置法展開だから意味があって週末には解決はするんだけどさ。君枝の息子は独特な梯子の外し方をされ相当無力感に苛まれ、危うい様子もあったが何だかんだで真意を悟って一旦引くことを受け入れる結末。しかし拡大拡大言うから、既に改造した本店スタイルの店を増やし出してるかと思わせてまだ本店の仕様を戻す戻さないの段階だったというコンパクトさ。これをベースに大きくしてゆくつもりだったんだろうけどね。映画作りパートは紀夫が急速にイジられキャラ化していたが、すみれの中の人がデビューの切っ掛けになった人が配役された謎のカメラマンが投入。栄輔と明美の件も改めて開始。明美の外堀埋め工事は超気が長い。何十年掛かりの大工事っ! 合わせて英語がやたら上手いゆりの復職の筋もあった。諸事情あって誰も彼も一人っ子で他の材料も特に出てこないから、かなり前から手持ち無沙汰になっていてようやくだったな。週の最後の引きは不景気からの銀座の夢の店っ。振り幅っ! ギリギリまで跳ばすなぁべっぴんさんっ。

メゾン・ド・ポリス

2019-03-17 23:29:39 | 日記




 道理が通らないもんで夏目が無茶したりしつつ、味方が少ない中ひより達を余りにも詰め過ぎた結果、黒幕が派手に自爆する結末と相成った。まぁこの条件で解決するとなるとそうなるわな。元々犯人の狂気はやたら強い作風の一方で日テレドラマでよく見られるポップな犯行再現映像挿入が持ち味だったが、シリアス調の最終エピはちょっとそれどころじゃなかった。日テレ演出を採用しつつフジ系のスタッフが入ってるというハイブリット体制のドラマでもあった。TBS系刑事要素ドラマはやたら煽る倍返し系かサブカルコメディ調かちょっともっさりした小さい事件を延々と1クール掛けて掘り返し続ける話が多い印象だが、今期はこのドラマ以外も色々試してみた感じだ。結局中盤くらいまでは特に、一番手堅くキャッチーなノリだったメゾン・ド・ポリスが視聴率的に安定していた。高畑は若手と絡むと何やら不安定な役回りになりがちだが、中高年チームが相手だと『気の良い娘さん』として妙に安定する独特な性質がある。珍しいタイプ。続編がありそう(今期こういう結末多し)な終わり方。SPでまたやるならシリアスとコミカルの塩梅の再調整が改めて必要だろうね。オジサン、というかお爺さんだらけでも存外画が持つというのはテレ東ドラマで実証済みではあったが、さらに予算を掛けて盛るとそれなりに効果があるというパワーオブジャスティスな作品でもあった。

ブギーポップは笑わない

2019-03-17 23:28:43 | 日記




 昨日3枚目まで描いて力尽きた続きが4枚目から。握力が違うっ! 土曜だってのに昼間あれこれややこしかった。ともかく、貴重なブギポの被ダメージ&嫉妬回。委員長が軽く冒険物ヒロインムーブしてみたり、グリッドマン怪獣の始祖の一種とも言われるゾーラギが大暴れた回でもあった。ゾーラギはもっとはっきりしない存在として描写されるかと思ったが、想定以上に怪獣アクションだった。自分を認識した者を凌駕して潰して現実世界に出現しようと企むという存在。近年の特撮ライダーシリーズの設定なら『今年の敵』として採用されても不思議はないボリューム。もうちょっとイジればペルソナシリーズにも転用できそう。ペルソナシリーズも段々現実とペルソナ具現フィールドとの兼ね合いがまだるっこしくなってきてるしね。ともかく、似た存在の歪曲王と同じエピでさらっと扱っちゃうのがスマートだな、と。あと2話で終わりか。アニメだけだと雲を掴むような印象だと思うが、たぶん原作を読んでも大体同じような印象だぞ・・・。そんな時代感っ!