羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

再 べっぴんさん 二十三週目

2019-03-10 23:32:26 | 日記




 すみれお婆ちゃん爆誕っ! こうして五十八系板東家の家名は歴史から姿を消したのであった・・・。家名の扱い緩さは分家の哀しいところでもあり、フットワークの軽いところとも言えるかな、と。まぁこれまでの経緯からして旧家の婿養子としての紀夫がポンコツであることは自明のことではあったが、紀夫の父(自分もバリバリ旧家当主)の言うても三男の既に旧当主が亡くなった婿入りした家の事情だもんでめちゃくちゃフラットな『いいんじゃない、気持ちの問題でしょ?』くらいの軽~いアドバイスが今になってみるとちょっと笑ってしまう。書き手が旧家の一人っ子の扱いについていまいちピンときてない、感じもあったなぁ。明らかに君枝の姑ターントラブルや『野望に破れ、弱って行くイケメン』という耽美が入った栄輔の破綻の方が筆が乗っている。それらの合間に入る、気楽なポジションに収まったすみれと紀夫の呑気なやり取りや栄輔の為に陰に日向にと味方になる潔の立ち回る何かも丁寧に描かれていたけど。同時に君枝の息子の暴走も進行。まず初の最年少部長化がヤバいぜ。そこは係長級で様子を見て、出世するタケ坊の椅子には若手を起用するなら「やめませんか?」が持ちネタになった安部くぅんを推すべきだった気はする。既に君枝の息子がイベントドリブンの激流に乗ってしまっているから致し方ないが。残りの話数も心許なくなってきたしね。やはりカオスを内包してくる、べっぴんさん! 恐ろしい子っ!! 

メゾン・ド・ポリス

2019-03-10 23:31:37 | 日記




 急激な破綻ターンがきた。黒幕は公安出身とはいえ40そこそこで鞍替えして尚且つ公安の手先としては機能せずに私腹を肥やして殺りたい放題というトンデモキャラっ! バレたら邪魔にしかならないから普通間接的にであっても監察が動きだした時点でむしろこの黒幕の男が事故死しないと不自然な気もする。実行犯の暴力団組長も知り過ぎ、関わり過ぎ。必要なのは天下りシステムであって間に入る仲介者が目立つのは不要だ。警察本体にちょっかいを出し始めるのは自ら寿命を縮めるいかにも悪手じゃないかなぁ? この話自体の最終解決もやり過ぎた黒幕が墓穴を掘るようなところがありそう。公安出身者が黒幕だが公安本体はこの件をスルーなことに加え監察もメゾン・ド・ポリスのメンバー以外は視界に入らない状態で、詰められ過ぎたひより達が反撃できるか? 元々水戸黄門に近いスタイルのストーリーで、犯人が内通者を送り込みつつルール無用で殺しまくるレベルの凶悪案件に対応する為に回転していた設定ではなかったから、中々ハードルが高いクライマックスとなってきた。

ブギーポップは笑わない

2019-03-10 23:30:42 | 日記




 私がブギーポップを探し始めてから長い時が経った・・・の出だしが面白い。誰も彼も夢の幻想への適応力が妙に高い。中でも健太郎(ほんの数年で変な髪型になったハッカー男子)の適応力がズバ抜けている。怪獣からの生存アクションも相当優秀だったぜ。事前に凪と接触しているから非現実的事象耐性があったんだろう。それにしても夢の話が続いてフワフワしている。アニメでこの回でこの部分を刻んで作るなら、オリジナルで一方その頃委員長やブギポは、といった視点を足してもよかったかも? 一見さんお断り感が強過ぎたような。