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すみれお婆ちゃん爆誕っ! こうして五十八系板東家の家名は歴史から姿を消したのであった・・・。家名の扱い緩さは分家の哀しいところでもあり、フットワークの軽いところとも言えるかな、と。まぁこれまでの経緯からして旧家の婿養子としての紀夫がポンコツであることは自明のことではあったが、紀夫の父(自分もバリバリ旧家当主)の言うても三男の既に旧当主が亡くなった婿入りした家の事情だもんでめちゃくちゃフラットな『いいんじゃない、気持ちの問題でしょ?』くらいの軽~いアドバイスが今になってみるとちょっと笑ってしまう。書き手が旧家の一人っ子の扱いについていまいちピンときてない、感じもあったなぁ。明らかに君枝の姑ターントラブルや『野望に破れ、弱って行くイケメン』という耽美が入った栄輔の破綻の方が筆が乗っている。それらの合間に入る、気楽なポジションに収まったすみれと紀夫の呑気なやり取りや栄輔の為に陰に日向にと味方になる潔の立ち回る何かも丁寧に描かれていたけど。同時に君枝の息子の暴走も進行。まず初の最年少部長化がヤバいぜ。そこは係長級で様子を見て、出世するタケ坊の椅子には若手を起用するなら「やめませんか?」が持ちネタになった安部くぅんを推すべきだった気はする。既に君枝の息子がイベントドリブンの激流に乗ってしまっているから致し方ないが。残りの話数も心許なくなってきたしね。やはりカオスを内包してくる、べっぴんさん! 恐ろしい子っ!!