羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

トレース

2019-03-21 23:29:25 | 日記




 いやはや、真野の家族の事件の真相が近年でも中々無いドイヒー案件。黒幕が悪いことは悪いが、身内を含めてたまたま小悪党が一ヶ所に集まった結果、負の連鎖で地獄の蓋が開いてしまっていた。他の回も含めてこのパターンの話が多い。しかし真犯人が警察幹部な上に父親が警察トップというチートに加えて狂人という強属性持ちっ! 手が付けられん。実際、たまたま仲間割れしたから犯人側が自滅したが探偵役としては完全敗北していた。この展開の場合、最終段の前に主人公サイドが相手の属性を了解して、それに対応して講じないと探偵役としては解決困難だな。ルール無用になってくるし。これまでの真野の合理性を越える善心で心理的救済で惨劇に当たる結末ではあった。それにしても真相酷かったなぁ。

グッドワイフ

2019-03-21 23:28:34 | 日記




 1話は原作の許可を取る為にそれなりの脚本を上げないといけなかったろうし相当盛られていたが、2話から8話までは思いの外ノーマルな1話完結形弁護士物ドラマだった印象。ボリュームのある夫の縦軸や、海外ドラマベースだから切り口や各話の結末に独特なところはあった。主人公の元主婦は2話以降は夫関連以外では特別強い我を出さない有能で良心的なシングルマザー弁護士として確立していた。原作は相当強欲でバンバン不倫する人物だったようだけど。それが本国で大好評だったかというとそうでもなかった風でもあり、主人公のキャラ立てが少々難しい題材なのかもしれん。9話は解決用の状況を作る為にかなり荒っぽい展開となり、最終10話は急速に解決していた。急速過ぎて元新聞記者がそのまま闇に葬られてしまっていたが。全体としてぶっちゃけると不器用にも程がある夫の事件の方が面白くてそれもどうかと思わんでもなかったが、再始動の常盤貴子のウォームアップにはなったのかもしれない。あとは弁護士物ドラマの仕様としてはちょっと検察や情報屋と内通しているパラリーガルの諜報力がチート過ぎる気もしたかな。コメディなら解決その物はそんな複雑にならない方が逆にいいからショートカット要員のチート化も悪くない感じもするが。まぁ原作もそうなんだろうけど。