からくりサーカス

　黒幕さん超気が長いっ！　そして結構気紛れというか独特な対応をしがち。全ての白銀に兄の成分が入っているからか、淡々と作戦を実行はできずに不用意に突っ掛かってゆく黒幕さん。全体、人物が多く長い話で作中に時間経過もガッツリ入るから相互の意思疏通が上手くいったりいかなかったり、一定期間何をしていたか不明な人物が出てきたりはする。しかしいざ本線に登場するとなんやかんやで「おっのれぇ～ッッ！！！」「貴っ様ぁあああッッッ！！！！」ドーンっ！！！　と戦ってくれるから、サービス精神は皆強かったりする。

メゾン・ド・ポリス

　少々荒っぽいが、『犯人はひより』のエピだった。余命だからっ、とはブッ込んできた。元気そうだしね。伊達や夏目が思ったより真相に迫れていなくて、あの建設会社の隠蔽力どんだけ？！　となったが。監察連中も建設会社の方の内偵はどうなっているのか？　と思わんでもなかった。いやそれにしてもひよりの所轄のセキュリティー、緩いにも程があるぜっ。

ハケン占い師アタル

　代々木改心までは中々面倒なヤツだったが、本来管理職コースに乗れる人材だけに察しがいい。占う前にアタルの特性に気付いていた。改心の振り幅も一番激しい。自分の過ちを認める段とチームを自分の部下と認識する段の２段階で改心してもよかった気はしたが、残話数的に時間かけられなかったんだろう。代々木以外だと職場のメンバー達がアタルの能力に頼り始めていて、やばい流れ。ただ予告でメンバー達がアタルの相談に乗っていたからその点は次回で即、克服される気配。母親はアタルが外の世界で受け入れられて暮らしてゆく姿を見てこれを認める形以外で落着させるのは難しそうだが、まだアタルの台詞以外では描写が少ないからはっきりはしない。次回次第だなぁ。

芳根京子

　受賞、めでたいっ。めっちゃ話を振られて対応に苦慮する篠原涼子っ！　ともかく、もうすぐ舞台も本番。頑張ってほしいね。