羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

仮面ライダーゴースト

2016-06-26 14:19:36 | 日記
 アイドル騒動のショートカットはかなり激しかったが引っ張れないのと、アランの修行と、倒しても倒してもマコト出現の件があるからカツカツだったんだろうな。ホナミの能力が『腕輪直したら普通に直った』にはびっくらこいたが。その腕輪付けっぱなしなの?! 被ビンタ要員化したイゴールも何してんだか。目的が『ちょっとアカリをイジメたろ』になってたぜ。マコトのアレは何だろ? 黒マコトは普通に倒せるが倒す度にマコトが消耗。どんどん出てくるし。『メタ存在』や『実は本体』よりむしろ複雑な存在描写だった。複雑過ぎて逆に『気合い』で解決しそうな気もしたりするけどね。
 カノンが当然のように倒れたマコトを探知してたりもしていた。カノンは特に戦ったりしないし、たまにしか手伝わないから結構そこら辺をぷらぷらしていて筋の外にいるから使い勝手いいんだろな。ぷらぷらしてるといえばジャベル。急に来た。急にシリアス。戦隊時代の技もチラリ。眼魔出身の連中は『自分探し』好きだなぁ。後はアランのめっちゃ跳ぶ修行が、実戦では『跳ばないけど飛ぶ』技に昇華し、軽くモヤっとさせられた。連携訓練だったのな。武器も獲得はしたが、あの三匹を武器化させる予算はなかったようだ。
 次回はガンマイザーを見切ったかに見えたアデルがやっぱりガンマイザーと一体化っ! とうとう、ついにっ、『ムゲンの仕様って眼魂、別にいらなくね?』問題に斬り込むようだ。これはそこそこ強く、上位フォーム登場後も使用可能な中位フォームの取扱いに困っちゃう問題とも言い替えられ、他の年度でも毎回微妙になる課題だ。果たしてタケルは妙案を思い付けるのか? 乞う御期待っ!

動物戦隊ジュウオウジャー

2016-06-26 14:19:30 | 日記
 ザワールド洗脳解除、早っ。体細っ。見た目はクール系な感じじゃないが、今後のキャラ立ては? ジニスは『全て知っている』『私を信じろ』に対し、大和は『何も知らない』『君を信じる』。ジニスは一貫して自己肯定だが大和は一貫してザワールドの精神を肯定していた。何やらゲイな誘惑合戦にもなっていたが。
 今回も規模はともかく基本デストロイな作戦を実行していたが、アザルドの不満がどの程度のものかとも思うが、そこまで腹が立ったワケでもないのか? ナリアの心情理解の欠落やジニスへの盲信等も少し気になる。ザワールドが早々に抜けちまったから、デスガリアンサイドにも何か変化起きないかぁ。後はパンダが熊に擬態していたくらいか。
 次回はザワールドがイジけ、幹部二人を投入され、ジニスが苛立ち始める回となる模様。大和達は自覚してないが相手が本気になり過ぎると即、詰む状況だから『でもまだキレないよ』と、ジニスの怒りをある程度のところでキープしとかなきゃけなかったりもする。めんどっちいヤツだな。峰打ち平常運転っ!

モンタージュ 三億円事件奇譚 前編

2016-06-26 14:19:24 | 日記
 展開が1クールでやるような内容を前後編にして高速進行であることや父の過去パートも入ることもあって、配役と登場人物の年齢がやや混乱するところはあったかな。原作は高校生が主人公らしいが実写だとさすがに事件の内容がキツいということで結構ガッツリ時間経過入れてたしね。ドラマでは改編されたようだが、原作は性暴行描写多いようでもある。ヤンマガだからなぁ。
 三億円事件は題材にしやすいんだろうけど三億円事件自体が昔過ぎてもう舞台が現代だと犯人の孫世代の話になるから、事件本体より三億円事件から始まる陰謀劇になるわな。どうしても改憲派が黒幕にされちゃうけど。昔、長瀬智也とビートたけしがやってたラストは三億円を持ってメキシコ? に逃げ延びた犯人の長瀬智也が薬とドラッグに溺れて廃人になり、見付け出した事件の相棒の老いたビートたけしが「俺達まだ終わってないっ!」と連れ出すところで確か終わる話だった。当事者だと『ある種の青春の破綻』として描けるけど、孫ぐらいの世代の話だと、当事者の『幕引きの失敗』の後始末の話になる。
 次々と変わる状勢に知恵で対応するが事態を楽しむ危うさを持つ主人公(父? がなぜか野村)を福士が演じ、「勝ち負けじゃない」と喝をいれるヒロインを芳根が演じた。芳根は普通くらいのテンションの女子を演じる序盤や大学生になった日常の振る舞いにやや手間取っていた印象があったが、やや野生の小動物っぽい風貌や挙動、性的なことより心情が表に出る気質はやっぱり独特。次の朝ドラも恋をほぼ飛ばしていきなり『母』になるようだが、合ってるね。
 最近善人役の多かった関口役の愉快犯的、虚無的な悪が炸裂しつつ(拉致った夏美の引っ張り上げるところでは片手だと頭を強くぶつけ過ぎるかもしれないから左手で随分しっかり支えて急に優しかったりもしたが)、後編の畳み方に注目だね。

とと姉ちゃん

2016-06-26 14:19:15 | 日記
 朝、古い帳簿を見ていた滝子は身なりを整え、部屋に隈井と清だけを呼んだ。「ここで看板を下ろそうと思う」このまま無理を通してままならない仕事をしてゆくのは耐えられないと話す滝子。「私は、後一年も持たないだろう。最後くらい、格好つけさせておくれよ?」滝子は笑って言った。隈井を解放してあげないと、と続けると「解放だなんてっ」男泣きする隈井。「感謝してるんだよ、隈井には」目に涙を溜めている滝子。最後は木曽で療養するという滝子。清には自由にするよう言い掛けたが、清は同行して木曽で仕事を探すと遮った。「情けない話ですがね。私はお母さんに褒められることだけを考えて生きてきたんだ。今更、生き方を変えられませんよ」清は泣き笑いだった。「一芝居、付き合ってくれないかい?」滝子は二人に引き際について話し始めた。
 君子と娘達を前に滝子達は努めて平静な様子で、道理に叶うと店を畳んで軍に貸すことを告げた。また君子達には隈井に目黒の借家を見付けさせたとも告げた。清と木曽でのんびり療養するとも告げた。「嫌ですっ」美子は皆で木曽に行くと言い出した。滝子は一時軍に貸すが、戦争が終わり、落ち着いたら戻ってきて「またこの青柳をやる」と言って聞かせた。一月後、滝子が青柳を引き払う日がきた。振り返らずに青柳を去ろうとする滝子に君子が見ていかなくてよいか聞いたが「もう、見飽きたよ」答え、君子を守り切れなかったと少し悔やむと「ずっと、守って頂いていました」君子は滝子に抱き付いて泣いた。
 別れ際「今度お会いする時までに仕上げます」美子は縫いかけの浴衣を見せた。「ありがとう」美子に礼を言い、滝子は常子を見た。「常子、木材ってのは、今、植えた物じゃない」商品になるのに何十年もかかる木材を育てるように、次の時代の人を考えて暮らしてほしいと託し、清と、木曽まで送るという隈井と共に滝子は去って行った。滝子とはこれが最後だった。
・・・滝子らしく見栄を切って去って行ったか。

ヤロカ火 45 完

2016-06-26 14:18:26 | 日記
聡はまた後頭部を背の雲につけて「う~ん」等と唸っていたが、不意にガバっと身を起こした。
「マグロのカルパッチョ、作っちまうかっ!」
「いいんじゃな~い?」
「よっしっ、いざ大間へっ!!」
 聡は北を指差し、霞の雲をかなりの高速で急発進させた。夕日を受け、霞の尾を長々と引き、鰯雲の空を抜け、聡とムー太郎を乗せた雲はあっという間に霞ヶ丘から飛び去って行った。