羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

手裏剣戦隊ニンニンジャー 6

2016-01-31 19:13:02 | 日記
行って下さいやしっ!」「了解です!」突進してゆく霞。
「そして、天晴。お前には多くは言わん。この世で、もっとも強い忍者となれ! 牙鬼幻月を倒せ!!」天晴はヒャッカラゲと交戦しつつ街まで敷地の範囲を拡大させていた牙鬼城の城門に突入していた。「それをもってラストニンジャレースの卒業とする。後は己の道をゆくのじゃ」好天の映像は消えた。「父さん、皆のこと、ちゃんと見ててくれたんだ」感じいった旋風。「おっ、忘れておった!」不意に三度立体映像で現れる好天。「旋風、お前には父親らしいことができず、すまなかったな。昔、優し過ぎると、お前には言ったな。そのおかげで皆が助けられた。かもしれんな。後は頼む、頼むぞ?」映像は消えた。「父さん! 大丈夫だよ、あの子達なら、必ず勝つさ」旋風は確信していた。
シュリケンジンで子機を全て墜とした風花と凪。「アッパレ斬り!!」赤いカラクリ九尾を撃破した。「中々やるなっ! 雷幻斬り!!」二刀流で斬撃破を八雲に放つ雷蔵。「当たり前だ! 俺は天兄を越えるんだからなっ!」旋回して斬撃破を弾きそのまま飛び上がる八雲。「忍者一閃!!」降下しながら雷蔵を斬り下ろし、二ノ太刀を打ち込む八雲。「御館様、御許し下されっ!!」雷蔵は爆発し、滅びた。「一斉、忍烈斬!!」霞とキンジは有明に加速して斬り掛かり、キンジは旋風で巻き上げながら有明に連撃を打ち込み「忍者一閃っ!」霞は中空で大振りの斬撃を二太刀打ち込んだ。落下してゆく有明。
「萬月、そなたの仇を討てぬ母を許してたもれぇ」爆発して滅びようとする有明。その時「奥、うぬは用済みだ。我が力となるがいい」幻月の声が響き「ああああぁーッ!!!」有明は闇に包まれ、黒い妖力に変えられて牙鬼城に吸い寄せられていった。「奥方を?!」「なんてヤツでございやしょうっ」霞とキンジは驚いていた。
     7に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 7

2016-01-31 19:12:51 | 日記
天晴はヒャッカラゲ達を斬り払い牙鬼城本丸に迫りつつあったが、妖力弾を撃ち込まれ転がってこれを回避した。新月だった。「君達は本当に諦めが悪いねぇ」「終わりの手裏剣は返してもらうぞ?!」言った傍から新月の斬撃で払われる天晴。「僕はラストニンジャだからね」終わりの手裏剣を忍手裏剣化する新月。「見せてあげるよ、終わりの手裏剣の本当の力を!!」小槌に終わりの手裏剣を装填し発動させる新月。「終極忍手裏剣!」力が解放され、街にヒャッカラゲ達が溢れて出した。
シュリケンジンの周りにも巨大化したかつて倒した妖怪達が一斉に復活して現れ、凪と風花の変化も解け、分身も解除された。キンジ、霞、八雲の変化も解ける。巨大化していない妖怪達も復活している。戸惑う八雲達。街が破壊されてゆく。天晴の変化も解けた。「終わりの手裏剣は世界を終わらせ、新しい世界を生み出す。我ら牙鬼家が支配する世界が始まる!」「そんなことさせるかよ!!」「伊賀崎の力は無くなった」「終わりなんかじゃない、俺も、他の皆も、こんくらいで屈するわけ無いだろう?!」生身で一番刀を構える天晴。「熱いな、これ!」仲間達も武器を構えていた。「燃えてきたぁーっ!!」一同は、それぞれの場所で気合いを入れた。
・・・有明と雷蔵がサクッと普通のその他の怪人として倒されてしまったな。持て余したのかな? 幻月存命のまま、幻月に匹敵する力が新月に集まり、それでも裏切る気配は特に無い独特な敵方の状況。後はもう幻月と新月を倒すのみの筋消化だ。作戦は好天の出した封印手裏剣がなんか仕事をするかもしれないが、天晴達はひたすら根性で突進。最終回は生身アクションがガッツリありそうだ。