羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

家族ノカタチ

2016-01-26 19:26:00 | 日記
善意的な結末ではあるが、ああ、これ基本はホームドラマなんだ。と見ていた人が改めて気が付いて受け止め方にやや戸惑う回でもあった。1話に比べると大介側の背景と葉菜子側の背景が交ざり始めてはいるんだけど、距離感的には2話というよりこれが1話の後半くらいじゃないかね? やっぱ展開スロー気味な気がする。
葉菜子は早くも軟化の兆しだが、主人公の大介は最後に誤りを悟って改める件がある分、結構ラストのギリギリまで剣呑で、あれ? 1話の最後はもうちょっと軟化していたような? と違和感を感じさせるところがあった。1話の中盤辺りまではもっと当たり強かったけど、大介の『剣呑』な件自体、ちょっとキツ過ぎなきらいはあると思う。ホームパーティーも葉菜子や陽三ではなく招待客一同にぶちかましてその後、そこのフォローも無かったしさ。フジのデートやちょっと古いが阿部寛のヤツはギャグ気味であったり大人であったり、キレる件自体がみっともなかったり人間的な本音だったりしたけど今回の大介のは葉菜子にガチで諭される所謂『ホントにダメなヤツ』のキレ方だったから。
なんかこのブログの文章までクレーマーのハナコ風になってきたが、書き出しは『僭越ながら』だっけか? まあ確かに、あれこれ物申したくなる御時世ではある。でもたぶん、『物申す』だけじゃ精々煩がられるだけだよね。『行動』が大事。葉菜子にとっての『行動』はまだ目的も見えないが、環境の『変化』を少しだけ受け入れて近くの出来事を見詰めるような気配も、ないではない。今のところ言う程そういう筋がある訳でもない訳だが。
ゆっくり進行なので、ここから数話もそれぞれの事情処理をしつつ微妙に間合いを計る溜めターンになりそうだ。ただ溜めるわりには軽めに捌くから、およよ? となるよね。