羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

寄生獣~セイの格率~

2014-12-05 20:01:49 | 日記
「動かない方がいい、動くと余計痛い」島田は立川に忠告した。恐怖で足元がフラついた立川はほぼ偶然、次の瞬間攻撃してきた島田の一撃を避けた。机にぶつかって転倒した立川は机から落ちてきた薬品の瓶を手に取り、島田に投げ付ける。島田は簡単に瓶を砕くが中の薬品が変形した頭部に掛かり煙を上げた! 「ぬ? アアァッ!!」叫んで苦しむ島田。立川はその隙に窓の外の外壁の縁に出て逃れようとする。傷付いた島田の一部が追ってくると、決意した立川は校庭の木に向かって三階から飛び降りた! 枝に掛かりながら落下した立川は意識を失いながらも何とか無事だった。
「意識が統一されていない」ミギーは不審がった。程なく島田が手当たり次第殺し始めた。騒ぎになったが、村野のクラスが逃げ遅れている。新一は村野を探した。しかし、その途中で惨殺された多数の生徒の死体を見付けた新一は『我に帰って』恐慌状態になる。「俺は今まで何をしていたんだ?」ミギーは「君は大丈夫な筈だ」となだめた。実際、新一は直ぐに立ち直った。「俺は村野を守る」新一は血溜まりを冷静に踏み越え、村野の元までたどり着き、村野を抱えて三階から飛び降り、校外まで逃すことに成功した。
学校は警察に取り囲まれてしまった。「この状況なら警官が勝つよ」ミギーは忠告したが、新一は『ケジメをつける』ことにこだわった。警察は犠牲を出しながら島田を屋上へと追い込んでいた。「島田に罪は有ると思うか?」「人間の物差しで勝手に決めればいいことだ」新一はミギーと対話しながら『石』を手に、学校近くのマンションの屋上にきた。新一とミギー、二人の最大の力を乗せて『石』を校舎の屋上へ現れた島田へ投げ付けた! 「泉ぃ」心臓を撃ち抜かれた島田は力尽きた・・・
立川の生存力! 島田も結構天然だったよな。