じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

買いそびれた夏服

2013-08-09 21:04:23 | 日記的雑談
八月も半ばになろうと言うと今更夏の服などを買うのもどうかと言う気になって、結局は買わないんだと思う。
ほんの数日前まで雨続きで寒かったので夏の服を買う気分になれなかった。

とは言え、寒いと言っても夏は夏なので半袖を着ていたんだけど、さぁ~夏だから、と言う気合いを感じなかったからか、去年まで着ていたものでさらっと間に合わせてしまった。

お盆を過ぎたら夏物の処分セールなどやるんだろうけど、あと一息で九月だと思うと安くなりましたと言われても買う気も起こらないし・・・やっぱり買わない気がする今年の夏物。

あれぇ~? 去年はとても暑かったけど、半袖の服って買ったっけ?

ああ、ポロシャツを二三枚買ったかも知れない・・・うん、オレンジ色と青いのと縞々と、三つ買った。

歳をとってもおしゃれな人って居るんだけど、あれって、趣味なんだろうな。

若い頃のおしゃれは文句無く目的は一点で、モテタイためだったけど、今おしゃれしても誰も褒めてくれないし。

気張って洒落てみても少しくらいくたびれた格好をしていても、どっちでも誰も関心持たないから、だったら格好なんてなんだって良い事になる・・・自己満足と言うのが有るか?

うん、店で客と対面するんで普通の大人としてだらし無くなければそれで良いんだな。

今年は山の道具も買っていないけど、それもそうだ、山に行く機会が減っているし、行ったとしても大した山には出かけられないのだから新しい道具も欲しくない。

おっと、35リットルのザックを一つ買ったな・・・30リットルのお気に入りのショルダーベルトが切れたんだけど、修理に出しても縫えない場所だといわれ諦めて新しいのを買った。

あれ、自分で手縫いなら縫えそうなんだけど、糸が丈夫なものじゃないとダメなんで、こんど何処かで探してみよう。

本当に11月にネパールはヒマラヤにトレッキングに行くつもりでいるのだけど、なんだかいつものように気が走らない。

と、言うか、行くのは飛行機に乗ってしまえば行けるんだけど、そのあと、本当に歩けるのかが心配で、珍しくビビっている。

ピークアタックは止めて5000メートル程度の峠越えでトレッキングに切り替えようかと思う所まで気持ちは負けて来た。

予定していたピサンビークをやめてアンナプルナサーキットと呼ばれる周回のトレッキングルートを有る効果と思う。

そこはトロンパスと呼ばれる5400メートルの峠越えが難所と言われているらしいが牛に乗っても峠が越えられるほどの道があるので高度に苦しんでも歩いていれば超えられる。

ピサンピークをアイランドピークに変えて6000メートル峰を登るか?

11月の半ばに6000メートルのピークを狙うとなれば登山靴は新調しなくちゃならないが、トレッキングなら今の手持ちで行けそうだ。

トレッキングコースは山小屋を伝って行けるらしいのでテントも食料も背負わなくて良さそうで、それだと荷物の重量は楽に20キロを切れる・・・うん、歩ききれる可能性が大きくなる。

ピークアタックは止めだな・・・本当はネパールの法律で単独のガイド無し登山は許可されていないので計画そのものが違法なのだ。

しかし、単独で総てを自力で背負い上げて登りきるのが信条なのでガイドやポーターは使いたくない、が、似たような気持ちの人は多くて、ガイドを雇ってもアタックの時に単独で行くのが手なのだそうだ。
でも、それだけの為に20近くも出すのは嫌だし。

ナンにしても、11月までに脚がどれだけ出来上がるのか・・・飛行機の切符は買ったから行くには行くのだが・・・いつもの俺らしくない・・・煮え切らない・・・生煮え。

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読書途中感想文

2013-08-09 15:00:01 | 日記的雑談
「全現代語訳」日本書紀 宇治屋孟 (上)を読み始めました・・・まだ50ページ程度なんですけれども、いや、抱腹絶倒でありまして、さすがに日本の原点であります。
ホント、日本人に生まれて良かった・・・と、言うよりも、俺は間違いなく日本人だな・・・天照大神と自分、なんとなく日本人だわ、と、納得しちまう事しきりであります。

いや、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)のアレコレや経緯などを読むと、日本を造って行く神様なのにナントも人間臭いと言いますか、まんま日本人じゃないか? と感じるのはおっさんがその筋の血でも引いていると言う事なんでありましょうか?

確かに、当家は由緒正しい家柄ではありますが、日本書紀に先祖が出ていた形跡は未だ見つかっておりませんが。

まっ、たった50ページ読んだだけでアレなんですけど・・・国生みの行では、伊弉諾尊と伊弉冉尊が交わって国を生む訳ですが、交わりの前に女である伊弉冉尊が先に男の伊弉諾尊に色目を使って声を掛けた事で伊弉諾尊が怒って、もう一回最初からやり直すけど、男の俺が声をかけるまで黙ってろよな、と、念を押す訳です。

男尊女卑と言いますか、女は黙ってすっこんでろ!!! と、言う、日本の仕来りが神代の昔からの物であると言うのはナントも爽やかであります。

で、陰陽の理に適った男主導で仕切り直した伊弉諾尊は「あなたのからだにどんなになったところがありますか」と尋ねた、と。

すると伊弉冉尊は「わたしの体に一つの雌のはじまりというところがあります。」と答えた、と。

で、男神いわれて「わたしの体にもまた雄のはじまりというところがあります。私の体のはじめのところで、あなたの体のはじめのところに合わせようと思う。」と言って、そこで陰陽が始めて交合して夫婦となった・・・と、書かれているわけです。

良いですねぇ・・・日本的ですねぇ~ちゃんと交合して総てが生まれる・・・国土も民も、獣も魚も木も草も、日本の国土と、生きとし生けるものは、始めに神々の交わりがあって生まれたわけです。

なんとも、当たり前に生臭いと言いますか・・・日本の心は和合の心・・・これは神代の昔からの事なんでありますね。

しかし、伊弉諾尊と伊弉冉尊の仲もズーッと安泰だったわけではなくて、為した仲であるのも関わらず、伊弉冉尊は、醜くなった自分の姿を伊弉諾尊に見ないでくれ、と頼んだのに見られたと怒って仲違いと言うか喧嘩になって、伊弉諾尊は伊弉冉尊に縁切りを言い渡したわけであります。

で、憎悪に駆られた伊弉冉尊が「これからあんたの国の民を毎日1000人づつ絞め殺す」と言うと、伊弉諾尊は「それならわたしは一日1500人の子を産ませよう」と言ったんだそうです。

字面ではアレですけれども、なんとも微笑ましいと言いますか、神様レベルの言い合いとはとても思えない、低次元と言いますか・・・子供の喧嘩で闇雲に大きな数字を怒鳴り合うと言う・・・言うなれば「お前のカァちゃん出臍ぉ~」と、同程度の話しではありませぬか?

いやぁ~日本と言う国は神代の昔からのんびりした国であったと、おっさんは思えてならないんですが、如何でありましょうか?

さて、二人の間に素戔嗚尊と言う、ヤンチャと言いますか、まっ、乱暴狼藉を働く神もいたようでして、これがまた国生みには欠かせない存在でありまして、やっぱしとても生臭いのであります・・・天照大神の弟であります。

で、素戔嗚尊(スサノオノミコト)は宛ら、これはおっさんの祖先じゃないのか?と思いたくなる程に親しみが持てると言いますか・・・素戔嗚尊の個性が好きです。

で、素戔嗚尊は、ヤンチャで乱暴狼藉を働く余され者な訳ですが・・・人心が荒むなどのすさむ、と言うのは素戔嗚尊のスサノオと関係がありはしないか?なんて事を直ぐに思いつく程に荒れた神様であったようです。

で、素戔嗚尊の悪戯と言いますか、所業の中に、天照大神の御座の下に「糞」を仕掛けたところ、天照大神はその臭いで体中が臭くなって、それで怒って天岩戸にお隠れになっちまった、と言う話しもあるわけです。

いや、日本書紀に神様の脱糞の悪戯が出て来るとは思いもしなかったので驚きました。
しかも、これが、あの、日神が天岩戸に隠れる原因と言うんですから二度吃驚であります。

しかし、気になるのが、伊弉諾尊と伊弉冉尊が生んだ日本国の島々なんですけれども、九州の方や瀬戸内海の地についての描写は細かいんですけれども、北は佐渡島が唯一出て来るだけであります。

佐渡島は日本海でして、朝鮮半島ともそんなに遠く無いわけですが・・・日本書紀って、どーもこの先朝鮮色が出て来そうな気配が濃厚なんですけれども・・・しかし、歴史的と言いますか、地理的と言いますか、出て来ないわけには行かないんだろうと思うんですけれども・・・どんな出方なのか、興味ありますね。


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