田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

相撲取りが借金取りに追われ

2007-06-19 22:38:28 | その他のスポーツ
高見藤パチンコ借金で現役引退(日刊スポーツ) - goo ニュース

先日プロ野球選手はローンが組めないという話を書いたばっかりだが、どうも相撲取りは借金ができるらしい。
借りる相手は銀行ではなく、消費者金融のようだが。

高見藤英希、本名横山英希。
2002年東洋大学在学中に学生横綱となり、幕下付け出しの資格を得たが、本人は既に就職が内定していた事を理由にすぐ角界に入る事はしなかった。
1年間、内定先である岡山県和気町役場で働き、その後大相撲の世界に入った。

今の世の中では珍しく義理堅い、そして練習熱心、故郷思いとして知られた高見藤。

だが、十両と幕下とのエレベーター生活が続く中、イライラが募りパチンコに手を出し、そしてはまり込んでしまったようだ。
大相撲生活4年間でこさえた借金は数百万円。

高見藤は7月場所からは再びの十両昇進が決まっていたとの事。
十両は100万余の月給がもらえるらしい。
だったら数百万の借金を返すために相撲を取り続ければいいのではと思うが、どういうわけか本人にその気はないらしく、本人不在のまま東関親方のみの引退発表、少し前までの表現であれば廃業が発表された。

情けない弟子に涙を浮かべながら記者の質問に答えていたらしい東関親方。
しかしこの顛末、基本的には親方の教育不足と言われても仕方がない。
ただ、弟子たちへの教育が親方の手に余るような現状があるのであれば、Jリーグで取り入れられつつある選手引退後のセカンドキャリア教育について、大相撲でも考えていく必要があるだろう。

他のスポーツに比べれば家族的なイメージの強い大相撲だが、それでもすべての力士たちが角界に残れるわけではないのだから。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川島なお美に会いたかった4... | トップ | 高知ロッテ誕生? »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (memaido)
2007-06-20 09:51:58
はじめまして、楽しく拝見させていただきました。
またちょくちょく拝見させていただきます。
返信する

コメントを投稿

その他のスポーツ」カテゴリの最新記事